神戸須磨シーワールドでミステリアスなオビクラゲを展示開始！

神戸須磨シーワールドが新たな展示を発表

神戸須磨シーワールドが、2025年2月28日より新たに「オビクラゲ」の展示を開始することを発表しました。アクアライブ2階に設けられる「クラゲライフ」エリアにおいて、この美しい生物を観察できる機会が訪れます。オビクラゲは、その独特の形状と生態で知られ、一般的なクラゲとは一線を画した存在です。

オビクラゲとはどんな生き物？

オビクラゲは、英名で「Venus girdle」と呼ばれるように、帯状の細長い形が特徴的です。この生物は、その特異な形状を維持するのが難しく、長期間にわって飼育するのが難しいため、水族館での展示例はあまり多くありません。特に今年の初め、淡路島でのクラゲの採集調査の際に状態の良いオビクラゲが発見されたことから、この貴重な展示が実現しました。
展示に向けて、水流や餌料などの環境調整が行われ、安定した飼育が可能となりました。

オビクラゲは、一般のクラゲと異なり、刺胞（毒針）を持たず、代わりに粘着細胞を使って餌を捕らえます。普段は櫛板を使って泳ぎますが、危険を感じると波打ちながら素早く逃げる姿も魅力的です。
こんなユニークな生態を持つオビクラゲを観察できるのは、まさに貴重な機会です。

「クラゲライフ」エリアの魅力

「クラゲライフ」エリアは、さまざまな種類のクラゲが観察できる専門的な展示スペースです。オビクラゲだけでなく、他の7種類のクラゲがゆったりと浮遊する様子を楽しむことができます。このエリアでは、クラゲの美しさや神秘的な動きに触れ、心癒される瞬間を過ごせることでしょう。

展示開始日は2025年2月28日。生き物の状況によっては展示内容の変更や中止があり得るため、訪問する際は公式情報を確認することをお勧めします。

神戸須磨シーワールドの魅力

神戸須磨シーワールドは、好評のクラゲのほか、シャチのパフォーマンスやブッフェレストランを持つ、エデュテインメント水族館として人気を集めています。多彩な展示とともに、学びと遊びの両方が楽しめる空間として、家族連れや観光客からも愛されています。

兵庫県神戸市に位置するこの施設は、地域とともに歩むことを重視し、多くの人々が訪れる場として愛されています。美しいオビクラゲをはじめ、海の生き物たちの不思議な世界をぜひ訪れて、心豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。