オオウメガサソウ特別ツアーが開催
国営ひたち海浜公園にある「ひたちなか自然の森」では、希少な植物「オオウメガサソウ」が開花しました。この美しい小型低木は、特別なガイドツアーの開催に合わせて、多くの訪問者にその魅力を伝えています。オオウメガサソウは、神秘的な姿を持つことから”森の妖精”とも称されています。
オオウメガサソウの特徴
オオウメガサソウは、ツツジ科ウメガサソウ属に属する常緑低木で、その身長はわずか5cmから15cmほどです。直径1cmほどの可憐なピンクの花を下向きに咲かせ、可愛らしい姿を見せています。この植物は日本国内での自生地が非常に限られており、環境省のレッドリストによると準絶滅危惧種、茨城県のレッドデータブックでは絶滅危惧IA類に指定されています。
特に、このひたちなか自然の森はオオウメガサソウの自生南限地として重要な場所であり、他の地域では北に位置する北海道や青森県でしか見られない種です。
オオウメガサソウとマツの共生
驚くべきことに、オオウメガサソウは同じ場所にあるアカマツと地下茎でつながり、そこから栄養を得ています。実際には、見える株の数は少なくても、一株の中でマツと共生しているため、アカマツの存在はオオウメガサソウにとって非常に重要なのです。
特別ガイドツアーの詳細
国営ひたち海浜公園では、オオウメガサソウの開花に合わせて「オオウメガサソウガイドツアー」を期間限定で開催します。このツアーでは、公園ボランティアの「里山パートナー」が自然保護区をご案内し、オオウメガサソウの魅力や生態系について詳しく解説します。
ツアーの日程
- - 開催期間: 2026年6月4日(木)〜6月7日(日)
- - 時間:
- 平日: ①10:00〜 ②11:00〜
- 土日: ①10:00〜 ②10:45〜 ③11:30〜 ④12:15〜
参加申し込みについて
- - 参加費: 無料
- - 定員: 各回20名
- - 受付: 事前申し込み(詳細は公園管理センターまで)
- - 雨天時: 少雨決行
里山パートナーの取り組み
「里山パートナー」は、オオウメガサソウを含む希少な生物の生息環境を保全し、維持するために活動しています。これには、生息地の調査や環境を守るための作業も含まれ、地道な活動が行われています。
公園の魅力
国営ひたち海浜公園は四季折々の美しい花々が楽しめる場所です。春はネモフィラやチューリップ、初夏にはポピーやバラが咲き誇ります。さらに、公園内のアトラクションも充実しており、大観覧車やリンリングアスレチックなど多様な活動が楽しめます。訪れる人々にとって、思い思いの時間を過ごす場所となっています。
詳しい情報は、
国営ひたち海浜公園の公式サイトやSNSで確認できます。