カーディフ生命保険、2016年度第1四半期業績を発表
カーディフ生命保険は、2016年度第1四半期の業績を報告し、保険契約の動向や財務状況について詳細を公表しました。具体的には、個人保険、個人年金保険、団体保険の保有契約高はそれぞれ5億円、8億円、1565億円に達し、団体保険は前年同期に比べて着実な成長を見せました。また、年間保険料の保有契約については3億円で横ばいが保たれています。総資産は624億円となり、前年より減少しましたが、依然として高いソルベンシー・マージン比率は632.9%を保持しており、財務安全性を示しています。
収益面では、保険料等収入が11472百万円に達しましたが、前年同期に比べて若干の減少を見せています。同じく、経常利益は3641百万円、四半期純利益は780百万円と、こちらも前年同期から減少しています。しかし、基礎利益は3981百万円を記録し、前年の数字とほぼ同等です。
カーディフ生命はBNPパリバグループの一員であり、その設立は2000年4月にまで遡ります。本社はフランスにありますが、日本市場向けには「バンカシュアランス」というビジネスモデルを採用し、金融機関とのパートナーシップを通じて新たな価値の創出に努めています。このスタイルにより、特に団体信用生命保険が主力商品となっており、最近では「ガン保障特約付団体信用生命保険」が開発されるなど、革新的な商品が登場しています。この保険は、住宅ローン返済中にがんと診断された方を支援するための保険金を提供し、顧客に安心感を与えることを目的としています。
今後もカーディフ生命は、保険事業を通じてより多くの顧客のニーズに応えるべく、商品開発に注力していくと見られています。市場環境が厳しい中でも、安定した基盤を持つ同社は引き続き多様なニーズに応じたサービスを展開し、顧客の信頼を得ることを目指しています。業績の引き続きの推移にも注目が集まることでしょう。
会社情報
- 会社名
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カーディフ生命保険株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区桜丘町20-1渋谷インフォスタワー9F
- 電話番号
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