丸善ジュンク堂書店とみんなの銀行、価値共創に向けた基本合意書を締結
株式会社みんなの銀行(代表取締役頭取:永吉 健一)と株式会社丸善ジュンク堂書店(代表取締役社長:西川 仁)は、最近「金融を活用した価値共創に関する基本合意書」を締結しました。この合意により、丸善ジュンク堂書店の展開する書籍や文具の店舗事業において、みんなの銀行が提供する金融機能やサービスを利用する検討が始まります。
丸善ジュンク堂書店の経営理念
丸善ジュンク堂書店は、「人と人との出会いを大切に」という理念のもと、全国で書店を運営し、豊富な書籍を提供しています。これによって、人々が知識を得やすい環境を整備し、多くの読者に支持される場所となっています。知的好奇心を刺激するこの空間は、読書の楽しさを広めるだけでなく、地域社会においても重要な役割を果たしています。
みんなの銀行のビジョン
一方で、みんなの銀行は「みんなの『暮らし』に溶け込む」をコンセプトに掲げ、BaaS(Banking as a Service)事業を通じて、消費者の日常に密着した新たなサービス体験を提供しようとしています。特に、金融サービスと様々な購入行動をシームレスに結びつけることを目指し、業界内での共創を図っているのです。
新しい価値の提供
この合意は、両社の強みを組み合わせ、書店利用者に対する利便性の向上や、金融サービスを通じた読書文化の振興を目指しています。具体的には、書店に訪れるお客様に対して「書店×金融」の新たな体験を提供することが期待されています。
まずは、みんなの銀行内に「丸善ジュンク堂支店(仮称)」を新設し、同銀行が展開するスマートフォン専用アプリを使用して、丸善ジュンク堂書店専用のオリジナル銀行サービスを展開していく方針です。これは、書店と金融機関のコラボレーションによって、今までにない購買体験を顧客に提供する重要なステップとなります。
今後の展望
今後の具体的なサービス内容については、追って発表される予定です。丸善ジュンク堂書店とみんなの銀行が手を組むことで、両者の得意領域を活かし、顧客にとって魅力的なサービスが生まれることが期待されます。
地域に根ざした書店と、先進的な金融サービスを提供する銀行が共同で創出する新しい体験が、多くの人々に広まることが楽しみです。両社の今後の動きに注目が集まります。