AIを活用した英語学習アプリ『TerraTalk for デジタル・サポーターズ・クラブ』登場

英語教育の変革とAIの融合

今年度から日本の小学校および中学校では、実質的に英語教育が再構築されています。
新しい学習指導要領に基づき、英語が教科として本格的に位置づけられ、中学校では教科書も一新されました。教室での授業は、より実践的な形で英語を使うことに重きが置かれています。特に、「読む」「書く」「話す」「聞く」の四技能の中でも、「話す」力の強化が求められ、それが「やりとり」と「発表」の二つの領域に分かれています。

授業の現場

教育機関では、ALT（Assistant Language Teacher）を通じて授業の質を向上させる取り組みが行われており、技術的な工夫も見られます。しかし、教室での授業形式は依然として一対多の環境であり、生徒の会話量が限られてしまうという課題があります。そこで、テクノロジーを活用した新たなアプローチが求められています。

TerraTalkの登場

そんな状況の中で、ジョイズ株式会社が提供するAI学習アプリ『TerraTalk』が注目を集めています。TerraTalkは音声認識エンジンを搭載し、英語学習者の発音をリアルタイムで解析、採点し、フィードバックを提供します。この機能によって、個人が効率よく英語を学べる環境が整い、特に話す力を強化するためのサポートとなります。

新コースの提供

2021年9月1日より、デジタル・サポーターズ・クラブが『TerraTalk for Educators』を通じて、小中学生向けの教材と大人向けの実用英語コースを含む3つのコースを個人にも開放しました。この取り組みにより、より多くの人が手軽に英語学習を行えるようになります。特に、オンラインワークショップが併設されており、生徒同士で英会話を交わす機会が用意されている点も見逃せません。