雪肌精が海を守る！「SAVE the BLUE～Ocean Project～」始動

株式会社コーセーが展開するスキンケアブランド「雪肌精」は、2025年7月1日から8月31日まで、環境支援プロジェクト「SAVE the BLUE～Ocean Project～」を実施します。これは、サンゴの保全活動を中心に、海洋環境の未来を守る重要な取り組みです。プロジェクトは始まってから17年目を迎え、今年は新たなシリーズ「雪肌精 BLUE」および「Prédia BLUE」も寄与商品として追加されます。

サンゴを守るプロジェクトの背景

「SAVE the BLUE」は、2009年に始まったプロジェクトで、特定商品の売上の一部をサンゴ保全活動に寄付する形で、環境保全に寄与してきました。この17年間で、約20,976本のサンゴを沖縄の海に植え付けており、これは25メートル公認プール約34面分に相当します。高温耐性に優れた「ミラクルコーラル」を使った植え付け活動により、気候変動による白化の進行を防ぎ、沖縄のサンゴ礁の未来を特に重視しています。

具体的な活動内容

「SAVE the BLUE」では、環境保全のためにサンゴ育成だけでなく、「海の種」といった団体と提携し、サンゴの産卵と人工授精の技術開発にも取り組んでいます。昨年には、ミラクルコーラルの大規模な産卵に成功し、その様子が記録されました。これにより、サンゴの生態系に対する理解を深め、興味を持つきっかけを提供することを目指しています。

さらに、従業員の研修プログラム「サンゴ留学」では、社員が実際にサンゴの育成やビーチクリーン活動に参加します。この経験を通じて、環境保全の重要性を社内外に広めていくことが狙いです。

プロジェクトの成果と未来

2025年度のプロジェクトでは、指定商品の底面積分に相当するサンゴの育成費用を沖縄の保全団体に寄付します。これにより、地域社会にも貢献しながら、ブランドの価値を高めていくことを目指しています。また、中国や台湾、アメリカなど、海外でも「SAVE the BLUE」は展開され、各地で環境保全活動へと広がっていきます。

雪肌精ブランドの信念

「雪肌精」は1985年の誕生以来、和漢植物エキスを使用した化粧品として、透明感のある肌を目指す方々に支持されています。常に「あなたが美しくなると、地球も美しくなる」という理念のもと、環境保全活動に取り組み、持続可能な未来を築く手助けをしています。

これからも、雪肌精の「SAVE the BLUE」が地球環境に優しい取り組みを推進し、多くの人々に対する啓蒙活動を進めていくことが期待されます。私たちもこのプロジェクトを通じて、一人一人が環境への配慮を再認識し、行動することが重要なのではないでしょうか。