定額制の新しいセキュリティサービス、J-COOL WSM
株式会社ジェイクール(本社:京都府)は、2025年6月から新しいサービス「J-COOL WSM」を開始します。このサービスは、Webセキュリティの診断と指摘された箇所の改修を定額で行うものです。多くの企業が提供するセキュリティ診断サービスですが、診断後の改修に関しては、別途費用がかかり、その金額が不明瞭なことが多いのが実情です。そうした悩みを解決するために、J-COOL WSMが登場しました。
セキュリティ診断の問題点とは?
これまでのセキュリティ診断にはいくつかの問題点がありました。まず、診断に関しては多くの選択肢があるものの、その後の指摘箇所の改修を行う際に、費用の負担が大きく、またその金額が不透明であることが挙げられます。そのため、企業側はセキュリティ上のリスクを抱えたままサイトを運営しなければならない場合もあります。
J-COOL WSMが提供するメリット
J-COOL WSMは、セキュリティ診断と指摘箇所の改修をワンストップで行えるサービスです。これにより、企業は明確な定額料金で安心してセキュリティ対策を実施できます。プランは「Standardプラン」と「Premiumプラン」の2つから選ぶことができ、各プランは以下の通りです。
Standardプラン
- - 初期費用: 「Securify」利用料として660,000円(税込)
- - 月額費用: 月額33,000円~77,000円(税込)
- ホームページ更新代行サービス契約者は半額適用
Premiumプラン
- - 概算費用: 200万円~(セキュリティ診断 + 指摘箇所改修作業)
- - KDDIデジタルセキュリティ株式会社のツールによる診断に加え、同社エンジニアが攻撃者視点での疑似攻撃を行い、脆弱性を検出します。
このようなプランにより、特に中小企業や零細企業のWebサイト運用をより安全にする手助けを行います。
ECサイト運用に必要なセキュリティ対策
特にECサイト運用においては、クレジット取引セキュリティ対策協議会が策定したガイドラインに基づき、具体的なセキュリティ対策が求められています。2025年4月からは、以下の3点がEC事業者に求められています。
1. Webサイトとシステムの脆弱性対策の実施
2. 不正ログインに対する適切な対策
3. EMV 3-D セキュアの導入
これらの対応を行うことで、顧客に対する信頼性も向上します。
株式会社ジェイクールの成り立ち
株式会社ジェイクールは、2000年に設立され、25年以上にわたってWebサイト運用を支援してきました。ホームページ更新代行サービスを通じて、SEOやWebマーケティングのコンサルティング会社と連携し、質の高いサービスを提供しています。また、今回の発表である「J-COOL WSM」は、これまでの経験を基に、高い安心感を約束するものです。
会社概要
- - 社名: 株式会社ジェイクール
- - 本社所在地: 京都府京都市山科区西野野色町67番地の1
- - 代表取締役: 齋藤巧哉
- - 事業内容: ホームページ更新代行、Webサイト制作、Webアプリケーション制作
- - 設立: 2000年12月1日
新たなセキュリティサービス「J-COOL WSM」によって、企業は安心してWebサイトを運用する環境が整います。これにより、Webセキュリティの脅威と戦うための手助けを各企業に提供することを目指しています。