学生たちが手掛けた特別なテレビCMの制作
福島県郡山市にあるA&D国際アート&デザイン大学校では、地元企業である株式会社ニラクのCSR活動をテーマにしたテレビCMが制作され、10月23日に完成発表会が行われました。このプロジェクトは、地域との協力を深める「アクティブ・ローカル・エンジン」に基づいた活動の一環であり、地元の学生たちが実践的な課題に取り組む貴重な機会となりました。
制作に関わった学生たちの熱意
本校のグラフィックデザイン科と動画映像クリエイト科の学生18名がこのプロジェクトに参加。彼らは最初にCMの原案となる絵コンテを提案し、その中から採用された案を元に映像を制作しました。撮影にはキャストや裏方としても多くの学生が協力。ナレーションは声優科の学生が担当しました。
講師として市内の広告制作会社のプロが数回の特別授業を行い、テレビCM制作の過程について学びました。学生たちはストーリー作りや絵コンテの書き方について真剣に学び、それぞれのアイデアを持ち寄りました。
プレゼンテーションと映像制作の流れ
学生たちは自分の考えたプランを株式会社ニラクにプレゼンテーションし、社内での審査を経て、グラフィックデザイン科の内山直之さんの絵コンテ案が見事に採用されました。プロのクリエイターの手によって内山さんの案が仕上げられ、実際の撮影が開始されました。
撮影では、内山さんが青年役に選ばれたほか、他の学生も人形操作などで参加。声優科の学生がナレーションを収録し、チーム全体で映像制作を進めていきました。
発表会での成果と今後の展望
完成発表会では、学生たちが制作したCM動画が披露されました。内山さんは社から表彰状を受け取るとともに、上位得点者にも表彰が行われました。さらには、声優科の学生にも感謝の気持ちを込めた記念品が贈られました。
このCMは今後、福島県内のテレビ局で放映される予定です。学生たちの努力や情熱が詰まった作品をぜひ多くの人に観てもらいたいものです。CMは株式会社ニラクのYouTubeチャンネルでも視聴可能です。
学校法人国際総合学園の紹介
A&D国際アート&デザイン大学校は、教育と実践を通じて地域貢献に力を入れている教育機関です。学生たちの成長を促し、新しい感性を育む取り組みを続けています。ここで学ぶ学生たちは多くの貴重な経験を積みながら、未来への道を切り開いていくのです。