革新的な災害支援システムが国土交通省の支援を受けて前進

革新的な災害支援システムが国土交通省の支援を受けて前進



衛星データサービス株式会社(以下、SDS)は、国土交通省のSBIR(中小企業技術革新制度)フェーズ3基金事業で受けた採択により、独自の「SAR(合成開口レーダー)衛星データ」を活用した新しい災害支援システムを推進しています。このプロジェクトは、競争力のある先進技術を持つスタートアップと共同で展開されており、その目的は、災害時の迅速な情報提供と効果的な支援にあります。

採択の内容


SDSは、株式会社QPS研究所および株式会社ハイテックスと共に2つの重要な事業計画を進めています。

1. 浸水・土砂災害支援システムの構築
- このシステムは、大規模な災害が発生した際 に、様々な衛星を活用し、影響を受けた地域の情報を、撮影から最短2.5時間以内に提供します。これにより、国土基盤情報をもとに、浸水した家屋数や被害を受けた人々の数、さらには排水活動に必要な情報を算出し、必要な支援を早急に行うことが可能になります。

2. 道路点検支援システムの構築
- このサービスは、長大な道路や広範囲にわたる土木構造物を、衛星データを用いて定期的に監視し、点検対象の危険度を評価する情報を提供します。災害時には、交通に支障が生じる情報を迅速に提供し、現場の状況把握を助けます。

トクイクや成果


国土交通省のSBIRフェーズ3事業におけるステージゲート審査を通過することができたのは、技術成熟度レベル5(TRL5)の達成によるものです。このレベルは、統合試作システムの製作・検証段階を示しており、実際に運用試験を行い、利用者のニーズに応えることができることを証明しています。具体的には、複数の衛星データに対応したシステムの実装、そして、災害時の運用試験の結果、衛星の検索から観測までを一貫して行う能力を確立しました。

さらに、ユーザインターフェースの改善と、連携機関との協力を通じて、システムの利便性を高め、具体的な課題の抽出と対策の実施に注力しています。

今後の計画


今後は、さらなる技術の進展を図り、TRL6の達成を目指すとともに、実際の運用環境での実証を強化します。また、対応する衛星の拡充やデータ取得時間の短縮、操作性の向上を進め、点検・防災分野における社会実装を計画しています。関係機関との連携を強化することによって、より実践的で効果的なシステム作りを目指します。

この取り組みは、先端技術を活用して災害対応を行う新たな一歩であり、地域社会における安全を守る非常に重要なプロジェクトとなっています。今後の展開に期待が寄せられています。

会社情報

会社名
衛星データサービス株式会社
住所
東京都千代田区飯田橋4-6-121東和ビル5階
電話番号
03-6380-8927

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