舞台「黙るな 動け 呼吸しろ」振り返りトークイベントが開催!
2025年11月29日に東京文化会館で上演された舞台作品「黙るな 動け 呼吸しろ」の振り返りトークイベントが、2026年1月28日に東京藝術大学で開催されることが決定しました。このイベントでは、ろう者と聴者が共に創り上げた作品の裏側や創作過程について深掘りする機会が提供されます。
イベントの概要
イベントの詳細は以下の通りです。
- - 日時: 2026年1月28日(水) 19:00-21:00(開場18:30)
- - 会場: 東京藝術大学上野キャンパス 音楽学部5-109教室(東京都台東区上野公園12-8)
- - 登壇者: 日比野克彦(総合監修)、牧原依里(構成・演出)、島地保武(演出・出演)、雫境(ドラマトゥルク)、長島確(ドラマトゥルク)
- - 参加費: 無料
- - 定員: 150名
- - 申込方法: こちらのフォームからお申し込みください。応募者多数の場合は抽選となります。
- - 応募〆切: 2026年1月18日(日)23:59
- - 参加可否通知: 2026年1月23日(金)にお知らせします。
トークは日本語と日本手話で実施され、手話通訳や文字情報保障も提供されます。参加を希望される方は、事前に申し込むことが必要です。なお、未就学児の同伴はご遠慮ください。
作品の背景
「黙るな 動け 呼吸しろ」は約2年半の準備を経て完成した舞台作品です。言葉や文化の異なるメンバーが集まり、創作に至るまでの試行錯誤や議論を重ねてきました。このイベントでは、主要なメンバーがその背後にあったストーリーや気づきをシェアし、上演を終えた今だからこそ感じることについて語ります。
登壇者のプロフィール
日比野克彦(総合監修)
80年代から活動を開始し、アートと社会メディアの融合に注力。岐阜県美術館と熊本市現代美術館の館長、東京藝術大学の学長も務めており、地域特性を活かしたアートプロジェクトを推進しています。
牧原依里(構成・演出)
多様な作品形態を手掛ける演出家で、『LISTEN リッスン』などの作品を共同監督。文化庁メディア芸術祭での受賞歴もあり、現象を可視化することに注力しています。
島地保武(演出・出演)
パフォーマンスやインスタレーションを通じて活動する演出家。さまざまな作品で振付と講師活動も行っています。
雫境(ドラマトゥルク)
舞踏家として国内外で活躍し、映画や舞台作品に出演。新ユニット「濃淡」を結成し、独自の作品展開を行っています。
長島確(ドラマトゥルク)
多様な舞台芸術の現場で活動し、演出家や振付家と連携。ドラマトゥルクとしての役割を果たし、アートプロジェクトに積極的に参加しています。
会場アクセス
東京藝術大学上野キャンパス音楽学部5-109教室へのアクセスは、JR上野駅から徒歩約10分、地下鉄上野駅からは徒歩約15分です。駐車場はありませんので、公共交通機関の利用を推奨します。
締めくくり
このトークイベントは、作品を愛するすべての方にとって貴重な経験となるでしょう。過去の公演を観た方はもちろん、まだ観ていない方もぜひご参加ください。新たな視点を得られるこの機会をお見逃しなく!