26卒就活動向調査
2024-11-14 13:05:31

2026年卒大学生、インターンシップ参加率と就活情報収集の実態とは?

2026年卒大学生 インターンシップ参加率と就活情報収集の実態



マイナビが発表した「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)」によると、2026年卒業予定の大学生におけるインターンシップ参加率や就職活動への取り組み状況に、興味深い傾向が見られました。

インターンシップ参加率の減少


10月単月のインターンシップ参加率は44.1%と、前月から大幅に減少しました。これは、10月からの授業再開により、複数日にわたるプログラムへの参加が難しくなったことが大きな要因と考えられます。特に、半日や1日の短期プログラムよりも、複数日間にわたる就業体験型プログラムの参加率減少が目立ちました。

就職活動の情報収集手段:TikTokの利用増加


就職活動やインターンシップの情報収集に利用するSNSとして、「LINE」が依然として高い人気を誇っています。しかし、注目すべきはTikTokの利用率の増加です。2026年卒では12.9%と、2024年卒、2025年卒と比較して着実に増加しており、総務省のデータでも10代、20代の利用率が高いことから、就活生の間でもTikTokが重要な情報源になりつつあることが伺えます。

企業情報の収集方法と課題


企業選びの情報収集方法においては、66.9%の学生が能動的に自ら情報を検索・調査していることがわかりました。一方で、情報が多すぎて整理できないと感じる学生が72.4%と、情報過多に悩む学生が多いことも明らかになりました。多くの情報源が存在する現代において、必要な情報を効率的に収集・整理する能力が、就活においてますます重要になっていると言えるでしょう。

冬のインターンシップに向けた準備


マイナビキャリアリサーチラボ研究員は、10月のインターンシップ参加率減少を受け、学生が夏のインターンシップを振り返り、冬のインターンシップに向けて準備期間として活用することを提案しています。また、情報収集においては、TikTokを含む様々な情報源を活用しながらも、情報の見極めと精査の重要性を強調しています。

まとめ


本調査結果から、2026年卒大学生は、インターンシップ参加や情報収集において、従来の方法に加え、新たなツールやプラットフォームも積極的に活用していることがわかります。しかし、情報過多の中で必要な情報を効率的に収集・整理する能力が、就活成功の鍵となる時代と言えるでしょう。企業側も、学生が求める情報を分かりやすく提供する工夫が必要とされていると言えるのではないでしょうか。





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