東濃鉄道、デジタル回数券の導入を発表
2024年12月16日、東濃鉄道株式会社は、スマートフォンを活用したデジタル回数券の取り扱いを開始すると発表しました。この新たな取り組みは、乗車券アプリ「QUICK RIDE」を使い、これまでの購入方法を大きく変えることに期待されています。これにより、事前にキャッシュレスで回数券を購入できるようになり、利便性や快適性が飛躍的に向上する見通しです。
デジタル回数券とはどのようなものか?
デジタル回数券は、利用者がスマートフォンを介して購入・利用できるものです。購入後は、降車時にスマホの画面を乗務員に見せるだけで済みます。これまで必要だった販売窓口への訪問が不要となり、手間を大幅に軽減。さらには、乗務員との接触を最小限に抑えることができるため、安全面でもプラスの影響があります。
利用方法と特長
「QUICK RIDE」を通じて、クレジットカードやPayPayでの決済が可能です。対象となる路線は、東濃鉄道が運行するバスで、もちろん特定の路線(恵那峡線、大井町東線、大井町西線、高速線、自治体コミュニティバス)は除外されています。
発売される券種には、普通回数券(11枚綴り)と、障がい者割引回数券(同じく11枚綴り)があり、発売価格は片道区間運賃の10回分と設定されています。これにより、利用者は効率的かつ経済的に利用できることでしょう。
QUICK RIDEの利便性
「QUICK RIDE」は、バス・鉄道の定期券や回数券などを簡単にモバイル化するアプリです。これまで全国の40社以上のバス・鉄道事業者で導入されており、累計販売枚数は55万枚以上という実績があります。特に、キャッシュレス決済を適用することで業務改善が期待されており、各事業者はペーパーレス化や窓口の混雑解消に向けた取り組みを進めることができます。
終わりに
この新しいシステムは、忙しい現代人にとって大きな便利さをもたらします。特に、東濃鉄道を利用する方々にとっては、購入から利用までの流れがスムーズになることでしょう。今後の進展に注目です。 QUICKS RIDEはすでに多くの事業者に支持されているアプリであり、東濃鉄道の導入はさらに利用者層の広がりを期待させます。詳細情報はQUICK RIDEの特設サイトで確認できるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。