舞劇「朱鷺」再来日決定!
2014年と2015年に日本で大盛況を巻き起こした舞劇「朱鷺」が、再び日本の大地に帰ってきます。一般財団法人民主音楽協会(MIN-ON)が主催するこの舞台は、2025年に全国32都市で55公演を予定しています。この舞劇は、中国の上海歌舞団によるもの。タイトルの「朱鷺」は、日本と中国の友好の象徴とも言える美しい鳥で、万葉集にも言及されるほど、古来より日本人に愛されてきました。
トキが伝えるメッセージ
トキは「桃花鳥」として知られ、古くから人々に親しまれてきました。しかし、20世紀に入ると乱獲や環境破壊が原因で、その数は激減しました。日本と中国は、トキの保護活動に力を入れ、1999年には中日友好のシンボルとして、ペアのトキが日本に贈られました。最近では、佐渡での人工繁殖が成功を収め、地域ぐるみでの保護活動が功を奏し、野生復帰の道筋が見えてきています。
舞劇「朱鷺」の魅力
舞劇「朱鷺」は、トキを通じた日中友好の深化を願う想いから生まれました。作品は両国の民話や歴史を織り交ぜつつ、トキと人間との心の交流を描いています。迫力のあるコンテンポラリーダンスや美しいバレエ、民族舞踊が融合し、ダイナミックな群舞でトキの姿を表現します。感動的なストーリーと多様な舞踊表現により、観客はトキを通して自然と人間の共生の重要性を感じることでしょう。
海外でも高い評価
「朱鷺」は、アメリカなど海外でも公演が行われ、演じられた回数は300回を超えています。14年の初演から10年が経過した今でも、各地で多くの人々に感動を与え続けています。日中友好の新たなステージを形作るこの舞劇は、皆様の心に深く響くことでしょう。
公演の詳細
本舞劇の詳細は以下の通りです。
- - 公演名: 日中友好記念作品 舞劇「朱鷺」
- - 主催: MIN-ON
- - 共催: 中国人民対外友好協会
- - 後援: 中華人民共和国駐日本国大使館など多数
- - 協賛: 株式会社アルプ、東日印刷株式会社
公演日程
- - 2月19日(水):市川市文化会館
- - 2月21日(金):大宮ソニックシティ
- - 2月24日(月):神奈川県民ホール
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そして、3月や4月にかけて全国各地での公演が続きます。詳細な日程は公式サイトでお知らせしますので、ぜひチェックしてみてください。
舞劇「朱鷺」は、ただのパフォーマンスではなく、感動を共有する瞬間を体感できる舞台です。皆様のご来場を心よりお待ちしています!