e-dashが所沢市のCO2排出量削減支援に乗り出す!
CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」を提供するe-dash株式会社は、埼玉県所沢市の委託を受け、市内10社を対象に「e-dash」を活用したCO2排出量の可視化・削減の支援を開始することを発表しました。
所沢市は2020年11月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標を掲げています。市のCO2排出量(2021年度)を部門別に見ると、企業由来の排出量が全体の多くを占めており、目標達成には市内企業の脱炭素化が不可欠です。
そこで、所沢市は市内企業の脱炭素化を後押しするため、2024年度から「所沢市二酸化炭素排出量可視化事業」を開始しました。e-dash株式会社はこの事業を受託し、市内企業10社に対して「e-dash」を活用したCO2排出量(Scope 1・2)の算出・可視化支援を行います。
企業の脱炭素化を支援する「e-dash」とは?
「e-dash」は、三井物産発のサービスプラットフォームで、CO2排出量の可視化から削減に向けた施策の実行までを総合的にサポートします。電気やガス等の請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量を自動で簡単に算出できます。さらに、サプライチェーン排出量(Scope 3)についても、ソフトウェア上で手軽に算出・可視化が可能です。
「e-dash」は、大手監査法人による第三者検証を実施し、日本政府が策定した算定ガイドラインに基づいた正確な算定方法で、CO2排出量の可視化を実現しています。
所沢市とe-dashによる連携で脱炭素化を促進
e-dash株式会社は、本事業を通じて、脱炭素へ歩み出す地域企業の増加を促進し、所沢市のカーボンニュートラル達成に貢献することを目指しています。
所沢市は、市内事業者の多くを占める中小企業等に対して、二酸化炭素排出量可視化支援を実施することで、事業者が自社の二酸化炭素排出量の実態を把握し、削減に向けた改善行動を促進することを期待しています。
e-dash株式会社は、CO2排出量の可視化から削減施策の提案まで、企業の脱炭素化を全面的に支援することで、所沢市の脱炭素化目標達成に貢献していきます。