一般財団法人五常が新たに設立される
一般財団法人五常は、営利企業が提供するサービスが利用しにくい人々の生活改善を目指し、2022年2月に設立されました。この財団は、五常・アンド・カンパニー株式会社と協力し、誰もが自らの未来を選択できる社会の実現を目指しています。
設立の背景
創業者である慎 泰俊の言葉によれば、五常・アンド・カンパニーは金融包摂を重要なテーマとして掲げ、2014年に設立されました。顧客の約7割が1日5.5ドル以下で生活している中、極度の貧困層にはほとんどサービスが届いていない現状があります。この問題を解決するために、営利法人である五常・アンド・カンパニーでは、利益が見込める金融サービスを模索することに苦戦していました。
財団の目的
五常財団の設立によって、極度の貧困層に対する金融サービスを商業的に成立させる取り組みが新たに進められます。この財団は、社会的な課題を解決するための革新的なプロジェクトに資金を提供し、研究も行います。具体的には、金融包摂に加えて、ジェンダー平等や子供の貧困削減など、多岐にわたる社会的な課題に対応していく方針です。
役員紹介
五常財団の運営には、多くの専門家が関与しています。
- - 評議員 には、ブリッジ・モハン氏やキンバリー・ウィルソン氏、山本修氏が名を連ねています。
- - 理事 には、慎 泰俊氏が代表を務め、今井章子氏と柏倉美保子氏が参画しています。
- - 監査は細川兼嗣氏が担当しています。
彼らの専門知識と経験が、財団のミッションを推進する重要な支えとなるでしょう。
寄付のお願い
五常財団は、寄付を通じて多くの人々の支援を受けることを期待しています。寄付を希望される方は、指定のフォームからご連絡をいただければ、振込先情報などを案内いたします。なお、個人からの寄付については税制上の注意点がありますが、法人からの寄付の場合には損金算入が可能です。
寄付受付フォームはこちら
助成金について
さらに、五常財団では、革新的な金融包摂プロジェクトに対する助成金の提供も行っています。対象国はインド、カンボジア、ミャンマー、スリランカ、タジキスタンで、最大500万円の助成を行う予定です。詳細や応募方法については、財団の公式サイトをご覧ください。
応募要件はこちら
財団の今後
五常財団は、利用しづらい金融サービスがある中で、複雑な問題に挑む多くの挑戦を受け止めていきます。彼らの活動は、金銭的な支援だけでなく、社会全体への意識の変革を促すものでもあります。多くの方々のご支援と寄付を通して、一緒にこの取り組みを進めていきましょう。
For more information, please contact us at:
[email protected] or visit our official website:
http://gojofoundation.org/