医療機器の未来
2024-09-18 19:56:43

柏の葉で医療機器イノベーションを推進するシンポジウムが開催

医療機器の未来を切り開くシンポジウム



千葉県柏市の柏の葉で、今後の医療機器開発の方向性を探るシンポジウムが開催される。「メディカルデバイスイノベーションin柏の葉」は、革新的な技術を持つスタートアップから医療従事者、研究者、VC(ベンチャーキャピタル)、企業まで、医療機器に関わる様々なプレイヤーが一堂に会する重要なイベントです。このイベントは、国立がん研究センター東病院、中小機構、TEPの3団体が主催し、2017年から定期的に開催されています。

海外へ挑戦するスタートアップたち



日本の医療機器産業の国際展開は喫緊の課題となっており、特にスタートアップ企業が海外市場で成功することはエコシステム構築に欠かせません。今年度のシンポジウムでは「海外展開」をテーマに、実際に海外で事業を展開している企業や、その支援者が集まり、活発に意見を交わします。

プログラムの概要



シンポジウムは3部構成で行われます。第一部のパネルディスカッションでは、スタートアップ支援をテーマに様々な専門家が集い、意見を交わします。登壇者には、医療機器開発支援部長の竹下 修由氏や、ヘカバイオ社のCEO Robert E. Claar氏など、各分野のエキスパートが名を連ねています。

第二部では、医療機器に特化したスタートアップ企業8社からのピッチが行われます。これらの企業は、事前に選出され、研究ニーズとの親和性やテーマ設定との適合性が考慮されています。参加者は新たな技術やサービスの情報を得る絶好の機会を得ます。

第三部では、海外展開の実際についてのパネルディスカッションが行われ、これまでの成功事例や課題について深堀りします。登壇するのは、クアドリティクスの林 康平氏や株式会社OUIの清水 映輔氏など、実績あるリーダーたちです。

柏の葉の進化するエコシステム



柏の葉エリアでは、「柏の葉スマートシティ」として公・民・学の連携が進んでおり「健康長寿」や「新産業創造」といったテーマに基づく街づくりが行われています。特に、国立がん研究センター東病院は日本の革新的な医療機器開発を促進するために「NEXT医療機器開発センター」を設立し、地域の医療機器イノベーションに注力しています。

このシンポジウムは、スタートアップや医療従事者だけでなく、ベンチャーキャピタルや大手企業など多くのプレイヤーが参加します。講演やネットワーキングの場を通じて、現場のニーズに基づく技術と事業のマッチングが行われています。

参加方法と日程



この重要なシンポジウムは、2024年10月22日(火)に開催され、ハイブリッド形式(オンライン同時配信)で行われます。現地参加の定員は80名(先着順)で、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

参加を希望する方は、9月18日(水)14:00から始まる参加申し込みに登録する必要があります。詳細なセッション内容とプログラムは公式サイトにて確認できます。医療機器開発の未来について意見を交わし、交流を深めるこの機会をお見逃しなく!


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会社情報

会社名
一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ
住所
千葉県柏市若柴178番地4柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6階KOILパーク内
電話番号

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