新たなキャリアを切り拓く!
最近のキャリアデザインの主流に、「やりたいこと」や「明確な目標」がありますが、実際にこのような明確な答えを持つ社会人は少数派です。特に日々の生活に追われ、何をしたいのか分からなくなることも珍しくありません。「やりたいことがない」自体が、キャリアに関する悩みの一つとして多くの人に共通しています。そこでJAM株式会社が新たに出版した『「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略』が注目を集めています。
この本は、やりたいことを見つける必要のない、新しいアプローチのキャリア戦略を提供しています。著者の森数美保氏は、自身も「やりたいことが見つからない」という悩みを抱えていたことからも、同じ悩みを持つ読者に寄り添った視点で執筆されています。彼女は、キャリアの構築を「未来」からではなく「過去」から見つめ直すことで、「選べる自分」を実現する道筋を解説します。
書籍の概要
この書籍は220ページにわたり、以下の内容で構成されています。
1.
はじめに:やりたいことが見つからなくても大丈夫
書籍の冒頭では、やりたいことが見つからない現代人に対し、安心感を与えます。「やりたいことが見つからないからこそ新しい戦略が必要なんだ」という誘いをかけます。
2.
やりたいことがない人が抱えるキャリアデザインの憂鬱
多くの人が感じる「キャリアデザインに対する不安や悩み」について語り、現実的なキャリアの見直しを促します。
3.
不確実な未来に頼らないキャリア戦略の考え方
未来に目を向けるのではなく、過去の経験や自分自身の弱みを受け入れることで、キャリアの選択肢が広がるという新しい考え方を提示します。
4.
「取り柄がない?」ゼネラリストのキャリア戦略
特定の専門性に自信を持たないゼネラリストに向けて、実際に社会で役立つスキルや知識をどう取り入れるかを考えます。
5.
やりたいことが見つからないときのキャリアデザイン
やりたいことを見つけることにこだわらず、多角的な視点からキャリアを設計する方法を教えてくれます。
6.
キャリア選択の基準を築く
具体的にどのような視点でキャリアを選択するかについて、実例を交えながら説明します。
7.
ライフステージ変化への対応
結婚や出産、介護など、ライフイベントによって生じるキャリアの悩みをどう受け止め、乗り越えていくかを提案します。
8.
過去から未来をつくるための行動
最後に、実際に行動へと移すためにどのように進むべきか、その具体的なアクションを紹介します。
おすすめする方々
この本は、やりたいことが見つからないと悩んでいる人、自己アピールが苦手な内向的な方、ライフステージに変化がある方、転職や異動を考えているが自信が持てない方に特におすすめです。著者自身が多くの経験を積み重ね、親子の成長を見つめながら構築したノウハウが詰まっています。
本書は2025年4月25日より全国の書店で発売されます。これからの自分のキャリアを考えるうえでの大きな支えとなる1冊となることでしょう。興味がある方はぜひ手に取ってみてください。