「ポケモン探究学習」の登場
株式会社baton(東京都品川区)が運営する「QuizKnock」は、株式会社ポケモンと共同で中高生向けの探究型学習教材「ポケモン探究学習 -「メガシンカ」の考察から現実世界の理解を深める-」を9月22日(月)にリリースすると発表しました。この新しい教材は、ポータルサイト「探究Knock」上で提供されます。「探究Knock」は、batonとQuizKnockが培ってきた教育コンテンツのノウハウを活かしたサービスで、子どもたちが自分から学びたくなる環境を整えています。
新しい学びのアプローチ
今回の教材は、「メガシンカ」をテーマにした内容が中心です。「メガシンカ」とは、一部のポケモンが進化を超えて新たな形態へと進化するもので、これをきっかけにさまざまな教科の視点を融合させ、探究的な思考を育てます。授業は約50分のクラスを4コマ分で構成され、アクティブなディスカッションやミニクイズが組み込まれています。
実践的な授業の流れ
授業が始まると、まずは「メガシンカの理解を深めるパート」が設けられています。ここでは、ポケモンに詳しい生徒が知識をシェアする機会を持ち、クラス全体での理解を深めます。その後、進化とメガシンカに関連するクイズを行い、知識を確かめ合います。
さらに、アナロジーという比較方法を使用し、メガシンカを身近な現象と比較して学びを深めるワークショップも行います。最後に、生徒たちが振り返りを行い、どのように学んだかを確認し合います。このプロセスを通じて、実際の科学や社会、文化といった側面に結びつけた学びを促進します。
プログラムの概要
「ポケモン探究学習」のプログラムは、中学1年生から高校3年生を対象としており、以下の資料が提供されます。
- - 授業計画書
- - 進行用スライド
- - 資料動画
- - ワークシート
授業は4コマで計画されており、具体的な資料は通じて参加者がスムーズに学びを進められる仕組みが整っています。詳細は、
こちらのリンクから確認できます。
ポケモンとのコラボの意義
この「ポケモン探究学習」は、ポケモンの魅力を活かした形で学びを深め、新しい視点から現実世界を理解できる内容になっています。具体的には、ポケモンという親しみのあるテーマを通じて、生徒たちの主体性を引き出し、学びに対する興味を高めることを目的としています。受動的な学習から能動的な探究へとシフトさせることが、このプログラムの大きな意義です。
会社のビジョンと今後の展望
batonは「遊ぶように学ぶ世界」を実現することを目指しており、今回のポケモンとのコラボはその一環です。クイズ王・伊沢拓司を中心とするQuizKnockを通じて、エンターテイメントと教育の融合を図っています。子どもたちが自分の可能性を広げ、楽しみながら学び続けることができる瞬間を創出し、未来を担う力を育てることがbatonの願いです。
この新たな取り組みが、多くの生徒たちにとって刺激的であリ、学びへの第一歩となることを期待しています。