関西財界セミナーの全貌をお伝えします!
関西地域のビジネス界の知恵と力が一堂に会する「第63回関西財界セミナー」が開催されました。このイベントでは、企業や自治体のリーダーたちが直面する課題について意見交換が行われ、特に「日本型循環経済」や「次世代人材育成」など、重要なテーマが議論されました。ナビゲーターを務めたのは、テレビ大阪の宇垣美里さん。彼女の軽快なトークで、セミナーの雰囲気は一層盛り上がりました。
このセミナーには、なんと過去最高の参加人数を記録し、多くの関心が寄せられました。第一分科会では「ポスト万博」というテーマが扱われ、今年4月に開幕する「大阪・関西万博」に向けた期待感が高まる一方で、「万博が終わった後にどう発展させるか?」という課題についても深く掘り下げられました。
注目企業の未来技術とは?
セミナーでは、70年の歴史を持つ大阪万博のレガシー企業が集結しました。彼らは次世代技術を披露し、その成果に注目が集まりました。その中でも特に印象的だったのが、茨木市にある人気のカフェでの取材。ここでは「EBHサラダ」が話題で、無農薬の新鮮な野菜が取り扱われています。この野菜は、物価高にも左右されず安定価格で提供されることが特徴で、地域の健康を支える重要な要素となっています。
実はこの新鮮野菜を生産しているのは、東大阪の最先端の植物工場であり、その驚きの技術が紹介されました。ここでは一石三鳥の効果が期待できる新たな農業の姿が展開されているのです。
防災に向けた取り組み
セミナーの第4分科会では、「防災力向上」がテーマに挙げられました。阪神淡路大震災から30年が経過し、今後も地震の脅威は続いています。特に、南海トラフ巨大地震の発生確率が80%とされている今、災害対策は一層重要です。
その一環で、東京海上グループが2017年から始めた人工衛星を活用した保険サービスが紹介されました。この技術は、宇宙から撮影された写真と水害現場のSNS画像をAIで解析し、迅速な保険金支払いを可能にします。また、試作機がある岸和田市の自動車修理工場でも、万博に出展予定の災害用シェルターが紹介され、発泡スチロールを使った最新技術が驚きをもって明らかにされました。
今回の毎年恒例の「関西財界セミナー」は、新しい技術やアイデアが満載で、今後の関西のビジネスシーンに大いに貢献する可能性を秘めています。宇垣美里さんがナビゲートするこの特別な番組は、次回の放送も期待大です!
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