埼玉石心会病院、救命救急棟を開設
埼玉県狭山市に位置する社会医療法人財団石心会埼玉石心会病院は、地域医療の革新に向けた新たな一歩として、2025年4月1日に「救命救急棟」を新設します。この新しい棟は、「断らない医療」「患者主体の医療」「地域に根ざす医療」という三つの理念に基づいて設計されています。
埼玉石心会病院は、過去8年間にわたり99%以上の救急車応需率を維持してきた実績を持ち、県内トップクラスの救急対応能力を誇ります。年間約10,000台の救急車を受け入れてきた同病院は、今後さらに重篤な患者を受け入れるための体制を整えることになります。
救命救急棟の特長
新たに設立される救命救急棟には様々な先進医療設備が導入されており、重篤な患者の治療を迅速に行うための合理的な配置がなされています。
- - 初療室: 緊急時の迅速な応急処置が可能で、救命CT室とも隣接しています。
- - 救命CT室: 初療室に直結したCT室で、最先端の医療技術を活かして迅速な診断を行います。
- - 手術室: 救急専用の手術室が4室増設され、その中には手術支援ロボットも導入される予定です。
- - 救急病棟: 16床の新しい病棟が設けられ、感染対策にも重点が置かれています。
このように、救命救急棟は既存のERと連携して機能を強化し、より効果的な医療サービスを提供できる体制を整えています。
内覧会の実施
救命救急棟の開設を前に、医療や行政の関係者向けに内覧会が開催されました。このイベントには、埼玉県医師会や狭山市の関係者など約230名が出席し、病院の新たな取り組みを直接確認しました。
内覧会では、社会医療法人財団石心会の杉山孝博理事長が「30年にわたり地域に貢献してきたことを誇りに思い、今後も地域のニーズに応える医療を提供していきたい」と発表しました。また、病院長の石井耕士は「患者数だけでなく、質の高い医療を目指して日本一の救急を実現する」と強調しました。
地域へのコミットメント
埼玉石心会病院は、これからも地域の医療ニーズに応えられるよう、継続的に質の高い医療サービスの提供に取り組んでいきます。地域に密着した医療を基盤として、さらに多くの重篤な患者を支えるための準備は整いつつあります。
施設情報
施設名: 社会医療法人財団石心会 埼玉石心会病院
住所: 埼玉県狭山市入間川2-37-20
病院長: 石井耕士
ウェブサイト:
埼玉石心会病院公式サイト
お問い合わせ
本リリースに関する問い合わせは、以下の連絡先へお願いいたします。
メール:
[email protected]
電話: 044-381-3373
埼玉石心会病院の新たな挑戦に、今後も注目が集まります。