介護ロボットの新時代
2016-03-30 16:05:04

介護ロボット「リトルキーパス」が保険適用に!新たな時代の介護支援

介護ロボット「リトルキーパス」が介護保険に登場



2023年3月30日、厚生労働省で開催された「社会保障審議会(介護給付費分科会)」において、日本初の介護ロボットが介護保険のレンタル対象商品として選定されることが決まりました。この決定により、株式会社幸和製作所が製造した介護ロボット「リトルキーパス」が自動制御機能付き歩行器として公式に認定され、介護業界に新たな革新をもたらすことになります。

「リトルキーパス」の特徴とは


「リトルキーパス」は、従来の歩行器の限界を克服するために開発された、先進的なロボット技術を取り入れた製品です。その特徴は以下の通りです。

1. センサー感知によるオート坂道サポート


この機能は下り坂ではスピードを調整し、上り坂ではスムーズな動きをサポートします。この自動的な適応機能により、利用者は安心して歩行ができ、坂道での移動がよりスムーズになります。

2. センサー感知による転倒防止ブレーキ


つまずきや急な動きを感知すると、自動でブレーキが機能し、転倒を未然に防ぎます。これにより、介護される方はより安全に歩行することが可能です。

3. オート回転制御による横流れの防止


傾斜のある場所でも利用者が安定して歩行できるよう、左右のタイヤを同じ速度で回転させるシステムが搭載されています。この機能は、特に不安定な地形での移動を安全にサポートします。

期待される影響


「リトルキーパス」が介護保険のレンタル対象として正式に認可されたことで、多くの高齢者や介護が必要な方々の生活の質が向上することが期待されます。
歩行に不安を抱える方々にとって、このロボットは心強いパートナーとなり、従来のアナログ歩行器では実現できなかったサポートを提供することができます。

価格と購買情報


「リトルキーパス」の価格は185,000円(税抜)で、介護保険を利用することで経済的な負担を軽減しながら使用することが可能です。

また、同製品の開発元である株式会社幸和製作所は、福祉用具の総合メーカーとして知られています。
その製品に対する信頼性や品質は多くのユーザーに評価されており、訪問介護施設や自宅での利用が広がることが期待されています。

会社概要


株式会社幸和製作所
所在地:〒590-0982 大阪府堺市堺区海山町3丁159番地1
代表取締役社長:玉田秀明
事業内容:福祉用具の総合メーカー
公式サイト:幸和製作所のウェブサイト

まとめ


介護ロボット「リトルキーパス」の介護保険適用は、介護業界における重要なマイルストーンとなります。これにより、より多くの高齢者が安心して自立した生活を送れるようになることを願っています。

会社情報

会社名
株式会社幸和製作所
住所
大阪府堺市堺区海山町3丁目159番地1
電話番号
072-238-0459

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