トリシマ、新卒社員の初任給を引き上げし人材育成を強化

2025年から新卒採用初任給を引き上げ

株式会社酉島製作所（通称：トリシマ）は、今後の企業成長を担う新卒社員に対し、2025年度の初任給を大幅に引き上げることを発表しました。本措置は、同社がそうした人材育成にかかる積極的な投資を行なっている一環です。

給与改定の詳細

新しく設定される2025年度の初任給は以下の通りです。

- 大学院卒（修士課程）：310,000円
- 大学・高専専攻科卒：300,000円
- 短大・高専本科卒：275,000円

人の成長を重視した企業方針

トリシマは「人の成長が企業の成長につながる」という信念のもと、社員一人ひとりの成長と働きがいを重視しています。同社はこれまでも、若手社員の経済的な負担を軽減するために「奨学金返還支援制度」などの施策を導入してきました。

今回の初任給の引き上げも、新たな仲間となる若い世代の成長を視野に入れた先行投資となります。これにより、入社後の支援を充実させ、企業として持続的な発展を目指す考えです。

株式会社酉島製作所の概要

1919年に設立されたトリシマは、ポンプ専門のメーカーとして、特に上下水道施設や発電所、海水淡水化などの用途に特化した大型・高圧ポンプに強みを持っています。その技術は世界中の100ヶ国以上で評価されています。

同社が提供するポンプは「安心・安全な社会の構築」と「省エネ」に貢献し、社会において欠かせない存在であることを目指しています。また、企業の本拠地は大阪府高槻市にあり、上場市場は東証プライムにて証券番号6363で取引されています。

詳細な企業情報は公式ウェブサイト（https://www.torishima.co.jp/）で確認することができます。