i-nest capitalがGaianixxへの追加投資を行いました
2025年11月、i-nest capital株式会社が自社の1号ファンドを通じて、株式会社Gaianixxに対して追加の資金供給を行ったことを発表しました。Gaianixxは半導体業界で画期的な成果を上げることを目指す東京大学発のベンチャー企業で、その存在はますます注目を集めています。
Gaianixxの革新技術
2021年11月に設立されたGaianixxは、「多能性®中間膜」と呼ばれる独自技術によって、多層の高品質単結晶化を実現しています。この技術は、化合物半導体のさらなる高付加価値化や軽薄短小化、さらには低コスト化という目標を達成するために不可欠とされています。Gaianixxは、これらの技術革新を通じて、半導体デバイスの未来を切り拓くためのビジョンを描いています。
資金調達で社会実装に向けて前進
2024年3月に実施したシリーズBラウンド以降、Gaianixxは「技術検証」から「社会実装」という新たなステージへと進んでいます。現在、二社の企業が同社の材料を用いたデバイス開発を完了させており、製品化に向けた強力なコミットメントが寄せられています。また、国内外の約40社から共同開発の申し出があり、パワー半導体、次世代センサー、通信デバイスといった多彩な分野でのニーズが高まっています。
今回の資金調達ラウンドでは、既存および新規の投資家から合計30億円を調達し、Gaianixxの累計資金調達額は約48.5億円に達しました。この資金は、顧客の急増するニーズに対応し、デファクトスタンダードを確立するために利用されます。具体的には、山梨テクニカルセンターの稼働、グローバル事業開発の強化、知財戦略の強化に重点が置かれます。
投資家のラインアップ
今回のシリーズCラウンドにおける投資家には、既存の東京大学エッジキャピタルパートナーズ、JX金属、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、アルコニックス、i-nest Capital、SMBCベンチャーキャピタルが名を連ねています。また、新たにMitsui Kinzoku-SBI Material Innovation FundⅡ、Vertex Ventures Japan、東レインターナショナル、きらぼしキャピタルといった投資家も参加しています。
i-nest capitalの支援体制
i-nest capitalは、新たなる産業の創造や社会課題の解決を目指し、先端技術の活用を通じたベンチャー支援を重要な投資方針として掲げています。今回の追加投資にとどまらず、ノウハウやネットワークを最大限活用してGaianixxの成長を支援していく姿勢も強調されています。
企業概要
設立:2021年11月
代表者:中尾 健人
Webサイト
設立:2019年5月
代表者:山中 卓
Webサイト
今後もGaianixxの取り組みに期待が寄せられる中、当社は半導体産業における新たな価値の創造に向けて、着実に一歩を踏み出しています。