麻酔の安全を支える技術賞受賞!『メディオス』のイノベーション
2023年12月4日から6日までポートメッセなごやで開かれた日本臨床麻酔学会の第45回大会で、Contrea株式会社が提供する患者説明動画『MediOS(メディオス)』が「麻酔の安全を支える技術賞」の優秀賞を受賞しました。この賞は、患者の安全に寄与すると期待される医療機器やソフトウェアなどを表彰するものであり、メディオスの先駆的な取り組みが高く評価される結果となりました。
受賞の背景
受賞の背景には、医療現場における業務効率化の必要性があり、特に麻酔科では医療者の負担を軽減しつつ、患者に対する丁寧で安全な情報提供が求められています。近年、賠償判決が増えており、患者の自己決定権や手術に伴うリスク説明の重要性への関心が高まっているため、医療サービスに対するニーズが変化しています。このような流れのなか、メディオスは麻酔科医をはじめとする医療者の負担軽減と患者の理解促進を両立させる手段として注目されています。
MediOSの特長
メディオスは、術前問診から同意取得までのフローをデジタル化したシステムです。医療者は、手術が決定した患者に紙を渡すだけで、患者は自宅で落ち着いて動画を視聴し、自分のペースで術前問診に回答できます。また、禁煙や休薬などの重要な術前指示については、メディオスが自動でリマインドを行い、患者に適したタイミングで確実に案内します。
さらに、患者が十分に理解したうえで署名した電子同意書は、電子カルテと連携し、院内ネットワークで即時に共有されるため、準備漏れの防止にも役立ちます。これにより、患者は安心して麻酔を受ける環境が整えられ、医療者の業務負担も軽減されます。
今後の展望
今後、医療現場では説明プロセスの標準化や、患者の主体的な医療参加が一層求められることでしょう。メディオスは麻酔領域に留まらず、外科系領域や入院説明など病院全体へ活用の幅を広げています。Contrea株式会社は、「医療にかかわる全ての人に安心を。」というミッションのもと、メディオスを通じて患者の主体性と医療者の業務効率化を同時に実現する向上に努めていきます。
Contrea株式会社とその使命
Contrea株式会社は2020年に設立され、本社を東京都新宿区に置き、代表取締役CEOは川端一広です。彼らは患者説明動画『MediOS(メディオス)』を通じて、医療現場における効率化と患者の安心を同時に実現するための取り組みを続けています。詳細な情報は公式サイトやプロダクトサイトで確認することができます。
公式サイト:
Contrea
プロダクトサイト:
MediOS