エンジニア採用の新たなアプローチ
株式会社ハイヤールーは、エンジニア組織向けのプラットフォームを運営しており、AI時代に適したスキル面接サービス『HireRoo』を提供しています。このたび、株式会社Pittaの中村拓哉氏を招き、『内定承諾率80%はどうつくる?「この会社、いいかも」と思わせるエンジニア採用の秘訣』というテーマで新たなイベントが開催されました。
カジュアル面談が鍵
エンジニア採用においては、単に求人情報を並べるだけでは求職者に興味を持ってもらうことは難しいとされています。そのため、Pitta社は、現場の社員によるプロフィールや価値観を武器に、候補者との接点を作る方法に力を入れています。このアプローチにより、特に興味を持つ人たちを対象に、より広範囲な母集団形成が可能になります。さらに、候補者の関心度に応じて深堀りしたコンテンツや浅い情報を準備することで、柔軟なナーチャリングと接点を維持することが重要です。
全員採用文化の実践
最近注目されている「全員採用」文化は、現場が採用プロセスに積極的に関与することで、より具体性とリアリティのある情報を候補者に提供します。Pitta社では現場の社員を面談担当者として登録し、彼らのスキルや専門知識を活かして情報発信を行っています。また、管理画面で各社員にスカウトチケットを配布する仕組みを採用しており、自然に採用プロセスに巻き込まれる仕組みが整っています。この「連携型」のアプローチが、現実的な全員採用文化の浸透に役立っています。
選考プロセスの重要性
選考過程を単なる評価イメージにとどめず、求職者に対するアトラクトの場として活用することも大切です。Goolgeの実践を受けた「ライブコーディング」面接は、候補者がエンジニアと共に実際の課題を解決する体験を提供します。これにより、求職者は「この人たちと一緒に仕事がしたい」という気持ちを生み出しやすくなり、内定承諾率向上に結びつくとされています。
偶発的な沸点への備え
求職者の転職意欲が高まるタイミングは予測が難しいため、企業はカジュアル面談や座談会を通じて継続的に関係を築くことが重要です。そのための接点を持ち続けることで、いざ候補者が「転職モード」に入ったときに、選ばれる存在となれるような関係構築が必要です。このように採用活動は一方通行ではなく、お互いの関係が築かれることによって成立します。このような視点がイベントで提供されました。
今後もハイヤールーはエンジニア採用をテーマにしたイベントを通じて、業界の最新情報やノウハウを提供する予定です。
ハイヤールーのイベントについて
エンジニアや企業向けに、AI時代のエンジニア採用に関する様々なイベントを定期的に開催しています。今後のイベント情報は以下のページでも確認できます。
今後の開催予定
- - 2025/08/26 【HONDA・SHIFT・Timee登壇決定!】エンジニア採用アップデートday
- - 2025/08/27 ReTechTalk#13 アーキテクチャを設計するといふこと(2025年版)
- - 2025/09/05 データベース資格どっちを目指す? データベーススペシャリストとORACLE MASTER徹底比較
- - 2025/09/25 エンジニアとして高みを目指す、利益を生み出す設計の考え方
ハイヤールーは、企業のエンジニア採用における課題を解決するための取り組みを一層推進していきます。新しいエンジニア採用のかたちを共に考え、先進的なアプローチを示していきます。