大阪府が後援する「WebX2024」アジア最大級のWeb3カンファレンス概要

大阪で開催される「WebX2024」の魅力

アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX2024」が、2024年8月28日と29日の2日間にわたり、ザ・プリンスパークタワー東京で開催されることが決まりました。このイベントは、一般社団法人WebX実行委員会が主催し、株式会社CoinPostが企画を担います。その注目度は高く、来場者は20,000人以上、参加企業数は3,000社以上に上ると予想されており、今後のブロックチェーン技術やWeb3ビジネスの発展に寄与することが期待されています。

このたび、大阪府が本カンファレンスの後援を決定したことも特筆すべき点です。大阪府は「国際金融都市」の実現を目指し、ポストコロナの経済再生を図っており、Web3の発展はその重要な柱となっています。金融のデジタル化が加速する現在、ブロックチェーン技術を活用した経済活動は大阪にとって非常に親和性が高いものであり、このナチュラルな進展が今後の成長へとつながることが期待されます。

WebXの見どころ

WebX2024では、Web2及びWeb3に関連する多様なプロジェクトや企業、起業家、投資家、開発者が集まり、各専門家による講演やワークショップが開催される予定です。特に注目を集めるのは、各企業の技術ワークショップや、ビジネスピッチイベント、ネットワーキングセッションです。訪れる参加者は、最新の情報を得ながら、同じ関心を持つ人々とつながる貴重な機会を持つことができます。

イベントの詳細は公式サイト（WebX公式サイト）で確認できます。チケットの販売も行われており、早めの申し込みを推奨します。

日本におけるWeb3の背景

日本市場は、政府のWeb3政策によって盛り上がりを見せており、世界的にも注目の的となっています。特に、岸田総理が英国ロンドンで日本への投資を呼びかけるなど、国を挙げてこの新たな技術環境の整備に努めています。過去の取り組みとしては、NTTドコモが6000億円規模の投資計画を発表し、日本経済団体連合会（経団連）もWeb3推進戦略を発表しています。

ただし、日本国内には依然として言語面や制度の壁が存在し、国外からの人材流出やスタートアップの育成不足が課題として浮き彫りになっています。このような難題に対して、WebX2024は国際間の交流や情報・人材の流通を促進するイベントとしての役割を果たすと考えられています。