中部国際空港が下呂市と共に実施した植林活動の記録

SDGsの森を育てる植林活動

5月29日、中部国際空港株式会社（セントレア）は岐阜県下呂市で「セントレアと下呂市のSDGsの森」づくりを行いました。この植林活動は、地域を巻き込んだ持続可能な社会の実現に向けた重要な取り組みです。

この活動は、「山づくりから始める海づくり」をテーマに進められており、過去には木曽川や揖斐川、長良川の上流域でも同様の活動が行われてきました。それぞれの地域と連携しながら、木曽三川の上流域に「セントレアの森」を形成することを目指しています。

この日は、約200名が参加し、山腹の急斜面に174本の苗木を植えました。参加者には、下呂市の市長や学校の生徒、さらには市民団体のメンバーなど多様な方々が含まれました。このように多くの方々が集まることで、植林活動は地域全体の絆を深める機会となりました。

参加者と活動の内容

植林活動には岐阜県下呂市の山内市長、下呂市立萩原北中学校や尾崎小学校の生徒が参加し、地域の未来を担う子どもたちが手をかけたこの森づくりが、次世代への大切なメッセージとなります。

植樹の際は、参加者が苗木を一つひとつ丁寧に植え、活動の意味を感じる瞬間となりました。各地の参加者が互いに手を取り合い、笑顔で作業を進める光景が印象的でした。これにより、地域の自然環境を守りたいという思いが強まります。

中部国際空港は、今後もこうした取り組みを続け、市民と一緒に地球環境を守るための活動を続けていきます。この計画では、2025年4月に愛知県内の学校で道徳の副読本「明るい人生」として紹介される予定で、地域の子供たちにも森林・海洋保護活動の重要性を伝える良い機会となります。

植樹セレモニーの様子

活動の始まりに際し、セレモニーが開催されました。中部国際空港の犬塚社長が挨拶を行い、地域の豊かな海を守るために「山づくりを通じた海づくり」の残す重要性について触れ、参加者の心に響くメッセージを伝えました。」

また、萩原北中学校の生徒代表も登壇し、植林を通じて人の繋がりや地域への思いを行動として示す大切さを語りました。これにより、参加した皆が同じ目標に向かっていることを改めて実感しました。

この植林活動を通じて、セントレアは地域との繋がりを深め、環境保護の意識を高めることを目指しています。今後も持続可能な社会の実現に向けて様々な活動を続けていくことでしょう。