荒天時でも安全!新しい接舷支援システムのご紹介
株式会社アカサカテックは、新たに
ミリ波レーダーを用いた接舷支援システムの販売を開始しました。この画期的なシステムは、視界が悪い悪天候でも安全に距離を計測し、作業の効率化に寄与します。
ミリ波レーダーの利点とは?
ミリ波レーダーを搭載することで、強い雨や霧などの悪環境下でも精度の高い距離測定が実現されます。従来のカメラやLiDARなどとは異なり、視界が悪くても安定したデータを提供できるため、特に港湾業務における接舷作業を安全に進めることができます。
このシステムは、PCにリアルタイムで計測データを表示し、目視での確認が可能となります。これにより、操縦士は安全に注意を払いながら作業を進めることができるようになります。
計測手法と機能
接舷支援システムは、土運船の甲板に設置された2つの送信ユニットによって距離を計測します。最大80mまでの距離を測定することが可能で、状況に応じてレーダーの設置位置を変更することで、柔軟に対応できます。これは、運船側からの計測が困難な場合でも、浚渫船側にレーダーを設置することで実現します。
システムの主な特徴
1.
厳選されたレーダー技術:近距離向けのレーダー『OSA-DH-BC7』と長距離向けの『OSA-F77G-PA-EV』を組み合わせ、安定した計測を実現します。取得したデータは、内蔵バッテリーを利用した無線BOXを通じてリアルタイムにPCへ送信されます。
2.
バッテリー駆動で設置が簡単:受信および送信ユニットは電源不要で、ただ置くだけで使用開始できるため、設置作業が極めてシンプルです。
3.
見える距離計測:設定した浚渫船との距離を、画面上で10cm単位で表示し、接舷をサポートします。
安全性の向上
嵐や売り切れなどの悪条件下でも、視覚の妨げにならずに距離計測が可能なのは、大きなポイントです。太陽光の急激な反射や大量の雨雪による視界不良時でも安定した計測を行え、作業現場の安全を確保します。これにより、接舷作業中の事故リスクが大幅に軽減されることでしょう。
仕様および購入情報
接舷支援システムに使用されるミリ波レーダーモジュールの詳細な仕様については、アカサカテックのウェブサイトで提供されているリンクを参考にしてください。
会社情報とお問い合わせ
アカサカテックは、神奈川県横浜市に本社を持ち、GNSS関連の機器、クラウドシステムの設計・開発・販売・メンテナンスを行っています。顧客のニーズに応える製品開発を進めており、常に最新の技術を追求しています。製品に関するお問い合わせは、下記の連絡先までご連絡ください。
- - 会社名:株式会社アカサカテック
- - 所在地:神奈川県横浜市金沢区白帆4-2 マリーナプラザ3F
- - 電話:045-774-3570
- - お問い合わせフォーム
新しい接舷支援システムによって、安全で効率的な作業環境を手に入れましょう。