キッズドクターの展望
2021-05-31 16:27:02
小児医療の総合プラットフォーム『キッズドクター』の進化と今後の展望
小児医療の新たな形、『キッズドクター』の取り組み
『キッズドクター』は、子供の健康に不安を抱える親御さんを支えるために生まれた小児医療の総合プラットフォームです。最近、新型コロナウイルスの影響で子供の医療を躊躇する親が増えており、共働き世帯が増加する中で、診療時間内に病院を受診することが難しくなっています。そこで、夜間や休日に医師からの相談ができるこのサービスが用意されているのです。
健康相談の実施
『キッズドクター』の健康相談は、厚生労働省の指針に基づいて行われ、看護師が医学的判断を伴わない一般的な医療情報を提供します。病院が閉まっている時間帯にも、電話やオンラインで相談ができ、必要に応じて救急病院の情報や、オンライン診療、夜間往診サービスを案内することが可能です。このサービスは、2021年から始まり、半年ごとに相談件数は右肩上がりに増加しています。
高まる相談件数の傾向
調査によれば、相談内容は子供の健康に関するものが約70%を占め、発熱や外傷、発疹に関する相談が特に多かったです。受診判断においては、80%の相談が救急受診を必要としない軽症であるという結果が出ており、親たちは子供の症状を気にしながらも、実際には病院に行く必要がないことが多いということがわかりました。
ユーザー満足度と今後の改良
『キッズドクター』を利用した親たちは、非常に高い満足度を示しており、サービスの内容に関して多くのポジティブなフィードバックを寄せています。ただし、相談件数の急増に伴い、回答にかかる時間の増加や、システムの使いにくさに関する改善要望も頂いています。これを受け、サービスの使い勝手をさらに向上させるための取り組みを行う計画があります。
目指す未来と課題解決
『キッズドクター』は、子供の健康に関する相談をいつでもどこでもできるプラットフォームとして、全ての親御さんにとっての安心の場を提供したいと考えています。具体的には、自治体の子供医療電話相談事業や、時間外の小児救急を補完する役割を果たすことで、地域でより安心して子育てができる環境作りに貢献することを目指します。また、ITの技術を使い、より良い医療提供のシステムを実現するために努力していきます。
更なるサービス展開
今後、アプリデザインのリニューアルやオンライン診療・往診の対応エリアの拡大、オリジナルコンテンツの増強、医療相談の受付時間の拡充など、さまざまなサービス向上を図ります。地域の救急病院や医療機関との連携を強化し、親たちはもちろん、子どもたちにとっても安心できる環境を整えることを願っています。
企業情報
『キッズドクター』を運営する株式会社ノーススターは、東京都中央区に本社を構え、医療やヘルスケア関連のインターネットサービスを提供しています。今後も多くの親御さんに喜ばれるサービスを提供し続けることでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ノーススター
- 住所
- 東京都港区虎ノ門3丁目2−2 虎ノ門30森ビル 9F
- 電話番号
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