NECOLABO開設の意義
2026-10-30 10:46:15

リチウムイオン電池の未来を担う新拠点「NECOLABO」開設

リチウムイオン電池の新たな評価拠点「NECOLABO」が誕生



エナックス株式会社が、山形県米沢市にリチウムイオン電池の安全性評価拠点「New Energy Collaboration Laboratory(略称: NECOLABO)」を開設しました。2023年10月2日に行われた竣工式では、関係者によるテープカットが行われ、これまでにない新たな安全性評価の取り組みがスタートしました。

NECOLABOの目的と重要性



NECOLABOは、リチウムイオン電池の性能を評価し、製品開発に活かすための専用の拠点です。近年、電気自動車をはじめとして、再生可能エネルギーの蓄電池、さらにはロボットやドローンなど多岐にわたる分野でのリチウムイオン電池の需要が高まっています。しかし、その利用には発火や熱暴走といったリスクが伴います。これは、使用前だけでなく開発段階でも十分に評価し、確実に安全性を保証することが求められることを意味します。NECOLABOでは、リチウムイオン電池が市場に出る前に、安全性評価を実施し、その結果をもとに設計を改善する体制を整えています。

先進的な安全性評価の提供



NECOLABOは、リチウムイオン電池の開発に必要な一連の評価工程を一か所で行う「ワンストップサービス」を実現しており、安全性試験、充放電試験、不具合解析、規格・認証向けの試験などが含まれます。特筆すべきは、セル単体だけでなく、複数のセルを組み合わせた電池パックにまで対応できる点です。この包括的な評価ができるのは、エナックスが長い懸けて蓄積してきた電池開発に関する技術的な知見があるからです。

エナックスの強みと技術者による評価



エナックスは1996年の設立以来、リチウムイオン電池の開発・製造に注力してきました。その中で培われた技術やノウハウを生かし、実際に電池の設計や開発に携わる技術者がNECOLABOで評価を担当します。例えば、不具合解析を行う際には、製品を分解し、発生した事象を再現することで原因を探り、改善します。これにより、単に評価結果を示すのではなく、「作り手」としての視点を生かした提案を行うことが可能です。

グループ全体の連携による強化



Daigasグループとしては、蓄電池分野の受託研究開発を進めており、KRIとの連携によって、電池評価事業を強化しています。KRIは材料分野やエネルギー・環境分野に特化した研究開発を行っており、エナックスとの連携により、より高度な評価や試作が可能となります。特に、大型電池モジュールの安全性・信頼性評価がNECOLABOの開設によって可能となることは、顧客ニーズへの柔軟な対応につながります。

今後の展望



エナックスは、NECOLABOを「電池の研究開発ハブ」と位置付け、製品開発に関する多様な顧客のニーズに応えることを目指しています。これによって、リチウムイオン電池を活用した製品の安全性向上や、業界全体の技術革新に貢献し続けることを考えており、未来の電池市場でのリーダーシップを握ることを目指しています。

新たな拠点NECOLABOは、リチウムイオン電池の安全性評価という新しい可能性を切り開く場となることが期待されています。


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会社情報

会社名
Daigasグループ
住所
大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
電話番号

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