新たな提携で進化する場づくり
2023年、株式会社はこぶんと株式会社ヒトカラメディアが業務提携を結び、施設運営やオフィス開発に新たな価値を提供することになりました。これにより、両社は顧客のマイクロニーズやペインを収集し、分析する「ホンネPOST」を活用することで、運営施設における顧客ニーズを迅速かつ的確に把握できるようになります。
ヒトカラメディアとは
株式会社ヒトカラメディアは、「都市」、「地方」、「働く」、「暮らす」をもっとおもしろくすることを目指し、さまざまな場づくりや運営支援を行っている企業です。特にオフィス空間のプランニングやコミュニティ醸成プロジェクトなどを通じ、新たなチャレンジを提案しています。今回の提携を契機に、ホンネPOSTを導入することで、ユーザーの声を可視化し、運営側と利用者とのコミュニケーションを促進することが期待されています。
ホンネPOSTの革新性
ホンネPOSTは「本格的なVOC分析を、誰でも簡単に」をコンセプトにしており、施設やイベントの生の声を収集するデジタル手紙のような存在です。これを活用することで、顧客のニーズを見える化し、従来の形式的なアンケートでは得られないインサイトを抽出します。収集された情報は感情分析AIによって処理され、ビジネスの成長を支えるための重要なデータとなります。
具体的には、顧客の言いたいことを自然に引き出すことで、隠れたニーズや不満を特定。さらに、匿名でのフィードバックを行えるアフターコミュニケーション機能によって、顧客の離脱を防ぎ、エンゲージメントの向上を図ります。
提携による活用例
この提携に基づき、ヒトカラメディアが支援する施設やオフィスで、ホンネPOSTがどのように活用されるかについて具体的な例を挙げてみます。
1. 施設運営・開発プロジェクト
コワーキングスペースなどで、利用者のニーズを可視化することが可能です。些細な声をタイムリーに捉えることで、迅速に対応できるようになります。また、コミュニティマネージャーが収集できない多くのニーズを把握することで、運営全体の改善が促進されるでしょう。
2. オフィスプロデュース
クライアント企業の働き方に関する課題をデータとして分析し、ワークショップだけでなくさまざまなアプローチを通じてオフィスの設計や移転プロセスに活かすことができます。
3. 地域活性化プロジェクト
地域住民や想定される利用者から多様な意見を収集し、顧客のインサイトを可視化することで、地域の未来に役立つプログラムや施設の企画に繋がります。
結びに
この提携により、株式会社はこぶんはホンネPOSTの導入事例を増やし、新たな市場へのアプローチを加速させる予定です。実際の利用者がホンネPOSTを利用することで、自社導入を検討する機会が増えることも期待されており、これにより新しいケーススタディが生まれることも見込まれています。この一連の取り組みを通じ、より魅力的で価値のある場の提供が可能になるでしょう。