アパホテルがフードバンクへプライベートブランド食品を寄贈開始
アパホテルがフードバンクを通じて食品寄贈を実施
アパホテル株式会社は、全国で1,005のホテルを展開する大手ホテルチェーンです。その本社は東京都港区赤坂にあり、代表取締役社長は元谷芙美子氏です。今回は、アパホテルが実施した画期的な取り組みについてお伝えします。
フードバンクこども応援全国プロジェクト
同社は「第9回フードバンクこども応援全国プロジェクト」の支援として、プライベートブランド食品の寄贈を開始しました。このプロジェクトは、給食のない夏休みや冬休み期間中に困窮する家庭の子どもたちに対する食料支援を目的としています。
寄贈に至るまでの背景
アパホテルは、「APA・快適環境宣言」を掲げており、快適な空間を創出することに力を入れています。この活動の一環として、フードバンク団体へ食品を寄贈することを決定しました。これにより、食品ロスの削減や困窮世帯への直接的な食料支援を図ることができます。
企業活動を通じて地域社会に貢献する姿勢は、アパホテルならではの価値観と言えるでしょう。
寄贈先について
寄贈された食品の受け取り先は、一般社団法人全国フードバンク推進協議会を通じ、全国に点在する13の団体です。これらの団体には、NPO法人フードバンクイコロさっぽろや、フードバンクちば、フードバンクふなばしなどが含まれています。各団体は、それぞれ地域での支援活動を行っており、アパホテルの寄贈はそのサポートに大いに寄与するでしょう。
フードバンクの役割とは
フードバンクは、まだ食べられる食品を寄付し、生活が困窮する世帯や支援施設に提供する活動を行っています。この活動は、食品ロスを減らすだけでなく、必要とする人々へ食料を届ける「食の社会インフラ」としても重要です。特に、子どもたちに対する支援は、次世代を育成する上で欠かせない取り組みです。
子ども応援全国プロジェクトの意義
フードバンクこども応援全国プロジェクトは、子どもたちの食に関する問題に直面している家庭の支援を集中的に行うものです。「食べること」は生きることに直結しており、このプロジェクトを通じて子どもたちの命を守る重要な役割を担っています。
アパグループの持続可能な取り組み
アパホテルは、2022年より『AIM5~APA Innovative Movement』という新たな5か年計画を開始しました。これは、アフターコロナ時代におけるニーズの変化やデジタル技術の進化に対応し、さらなるサービス向上を目指すものです。アパホテルの次なる目標は、2027年までに全国で15万室のホテルを展開することです。
このように、アパホテルは単なる宿泊施設ではなく、地域社会に貢献し、持続可能な未来を見据えた取り組みを行っています。今後の活動から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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アパホテル株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂3-2-3アパグループ〈赤坂見附本社ビル〉
- 電話番号
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03-5570-2111