知財業務の革新をもたらす「AI IPGenius on IDX」
1889年に設立されたリーガルテック株式会社が、製造業などの知財業務を支援する新しいAIプラットフォーム「AI IPGenius on IDX」を本格的に提供を開始しました。このプラットフォームは中堅企業、大学、研究機関、スタートアップなど、幅広い層に向けて知財DXを推進する強力なツールとなることでしょう。
AI IPGeniusの特徴
「AI IPGenius on IDX」は、発明メモの構造化から特許出願書類の生成、先行技術調査、さらには契約支援や知財戦略の立案に至るまで、知財業務のあらゆる工程を一つのプラットフォームでカバーしている点が大きな特長です。これにより、日本では初となる一貫した知財AI支援が実現されます。
導入背景とコストの課題
従来はAIによる知財支援ツールは、大企業中心の提供に留まっており、中堅・中小企業や大学、スタートアップが導入するにはコストや専門人材不足の障壁がありました。しかし、「AI IPGenius on IDX」はこうした課題を解決することを目指して開発されました。知財の属人性を打破し、誰でも使いやすい形で知財DXを展開できるようになっています。
導入のメリット
1. シンプルなUIとテンプレート設計
専門的な知識がなくても利用できることを考慮したUIが設計されており、簡単に導入できる環境が整っています。
2. 時間の大幅短縮
生成AIがドキュメントの作成や情報検索を担い、業務の負担を軽減します。
3. セキュアな情報共有
VDR(バーチャルデータルーム)との連携により、安全に情報共有やナレッジの継承が可能です。
4. 初期コストの削減
SaaS型での提供により、初期投資を最小限に抑え、中小企業にも適応可能なプランが用意されています。
主な機能の詳細
「AI IPGenius on IDX」には、知財業務を効率化するための数多くの機能が備わっています。
1.
発明メモ支援: 自然言語での入力をテンプレート化し、発明の記録を効率化。
2.
特許調査: RAG検索エンジンにより、社内データと公開特許情報を統合的に検索。
3.
出願支援: 「Tokkyo.AI」との連携で、特許明細書や請求項の自動ドラフトを生成。
4.
知財ナレッジ管理: VDRを基盤とし、情報をタグ付けし管理することで、セキュアな共有を実現。
5.
戦略レコメンド: 競合比較や技術マップなど、戦略的判断を支援する情報を自動的に提示。
現在の活用状況と未来展望
「AI IPGenius on IDX」は、特に中堅・中小の製造業や大学、スタートアップ企業において早くも活用が始まっており、導入先からは「専門人材が少なくても短期間で知財業務を効率化できた」との声が上がっています。今後、リーガルテック社は「知財DXをすべての現場へ」というスローガンを掲げ、東京圏にとどまらず、地方の企業や教育機関との連携を強化しながら全国展開を進めていく方針です。
企業のビジョン
リーガルテック株式会社の佐々木隆仁社長は、「知財はもはや大企業だけの資産ではありません。AIを活用して中堅企業やスタートアップも競争力を高める時代です」と語っています。私たちは「AI IPGenius」を通じて、未来の知財業務を共に築いていくことを目指します。
会社概要
- - 会社名: リーガルテック株式会社
- - 設立: 2021年3月
- - 資本金: 3億8,000万円
- - 代表取締役社長: 佐々木 隆仁
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
- - URL: https://www.legaltech.co.jp/
- - 事業概要: 知財関連プラットフォームの開発・提供。