富士五湖サミットの開催概要
今年、学校法人21世紀アカデメイアが主催する「第3回富士五湖サミット」が盛大に開催されます。東京地区の決勝大会は6月4日(水)、東京クールジャパン・アカデミーで行われ、全国各地から選ばれた学生たちが競い合います。このイベントは、1万人以上の在校生が地域課題解決に取り組むビジネスプランコンテストであり、30秒の動画プレゼンテーションを通して、専門性を活かしたビジネスアイデアを発表します。
30秒プレゼンの意義
特に注目すべきは「30秒プレゼン」と呼ばれるこのフォーマットです。東京地区予選には全40学科から選抜された学生がエントリーし、ビジネスアイデアを短い動画で発信します。このプロセスは、企画力だけでなく、SNSの時代に必要な発信力や共感を呼び起こす力を磨く貴重な機会となっています。10チームが勝ち残り、決勝大会に進出し、ビジネスアイデアをより洗練させたソーシャルビジネスプランを発表します。このように、結果だけでなく、その後のプロジェクト実施までを計画する点が、学生たちに未来への視点を与えています。
AI時代に求められる人材育成
富士五湖サミットは、単なるビジネスプランコンテストにとどまらず、21世紀アカデメイアが提供する「セブン・ステップ・カリキュラム」の一環として位置づけられています。このプログラムでは、「AIには代替できない力」を重要視し、学生たちはその中で5つのプロフェッショナル力や人間関係力を体得します。
ソーシャル・アートプレナーの育成
さらに、21世紀アカデメイアでは、専門知識や技術を用いた社会貢献を目指す「ソーシャル・アートプレナー」の育成を掲げています。学生たちは、どのように社会貢献を行うか、その実現方法や仲間との協働を通じて学び、実践していきます。昨年度には、山梨県や地域のフォーラムと連携し、脱炭素社会を実現するための斬新なアイデアを発表しました。
今後の展開
今後、2025年7月には全国大会が開催され、全国から選ばれた学生たちが集まります。また、10月には全校合同の「東京クロスオーバー・サミット」が予定されており、30秒動画で発信された特に優れたアイデアを発表し、実現を目指します。
まとめ
今回の「第3回富士五湖サミット」を通じて、学生たちは未来の社会を担う人材へと成長し、人間だけが発揮できる高度な能力を育む貴重な体験をします。21世紀アカデメイアの取り組みは、これからの時代に必要な人材を社会へと送り出す大きな一歩となるのです。同アカデメイアのサイトで、より詳しい情報もチェックしてみてください。