北海道大学とビズリーチが手を結ぶ!博士課程学生のための新しいキャリア支援
この度、株式会社ビズリーチが提供するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」と、北海道大学大学院工学院が協力し、博士課程に在籍する学生に特化したキャリア支援のための連携を開始しました。この連携は、博士後期課程の学生や、将来的に博士課程へ進学を希望する学生に対して、貴重なキャリアの選択肢を提供することを目的としています。
博士人材支援の背景とは?
日本において博士号取得者の数が、主要先進国に比べて少ないという現実があります。この博士人材不足が、科学技術の進展やイノベーション創出の低迷を招き、国際競争力を損なう要因となっています。そのため、大学における博士課程への進学を促進することが急務とされており、具体的なキャリアパスの提示が求められています。特に、アカデミアだけでなく、さまざまな業界での博士人材の活躍を知ることが、学生の進学意欲を高める要因となるのです。
「ビズリーチ・キャンパス for 博士」とは
「ビズリーチ・キャンパス for 博士」は、学生が博士人材や修了生と直接コンタクトを取り、一対一で話を聞くことができるプラットフォームです。これにより、博士課程修了後の多様なキャリアの理解を深めることが期待されています。具体的には、OB/OG訪問や博士専用のキャリアイベントへの参加、様々な博士人材のプロフィールを閲覧できる機能などが含まれています。
北海道大学大学院工学院の取り組み
北海道大学大学院工学院は、高度な専門性を要する博士人材の育成に力を入れてきました。多くの卒業生が国内外で活躍している背景には、その徹底したキャリア支援があります。今回の連携を通じて、学生たちが実際にチャレンジし、博士課程を選択する意義を再認識することができます。
学生たちの声
博士課程に進学を考えている学生たちからは、「具体的な職場環境や仕事内容に関する情報が欲しい」との声が多く上がっています。そうしたニーズに応えるべく、ビズリーチ・キャンパスのサービスは進化を遂げています。学生たちが見える形で多様なキャリアの選択肢を得ることで、進学への道がより身近に感じられるようになるのです。
未来への期待
博士人材不足に対する取り組みは、日本社会にとって重要なテーマです。今回の連携は、ただ単にキャリア支援に留まらず、未来の科学技術を担う人材の育成にも繋がります。実際、同社の事業部長である藤田氏は、「卒業生とのつながりが重要であり、多くのロールモデルと出会うことで学生は自身のキャリアについてリアリティを持って考えることができる」とコメントしています。
結論
北海道大学とビズリーチの新たな連携は、学生に豊富なキャリア情報を提供し、博士課程進学の選択肢を広げる重要な一歩です。今後も、博士課程を志す学生が自信を持ってキャリアの選択を行えるよう、双方の取り組みに期待が寄せられます。