新しい食の体験
2025-07-03 16:24:02

サカナバッカが実店舗を持たない食品生産者を支援する新しい取り組み

サカナバッカの新たな試みとは



株式会社フーディソンが運営する魚屋『サカナバッカ』では、実店舗を持たない食品生産者の認知度を高めるための新しい取り組みが行われました。この試みは、東京都内に展開する中目黒、都立大学、中延の各店舗で行われた軒先販売です。こだわりの食品を提供する生産者とのコラボレーションを通じ、訪れるお客様に新しい食の体験を提供することを目指しています。

背景と目的



近年、多くの中小の食品生産者は、自社商品を消費者に知ってもらう機会が限られているという課題を抱えています。特に首都圏においては、競争が激しく、認知を獲得するのが難しいのが実情です。サカナバッカでは、そのような課題に対して、店舗スペースを開放し、いわゆる“軒先販売”という形で新たな販路を提供することにしました。この取り組みの目的は、鮮魚と相性の良い調味料や加工品を一緒に提案することで、商品の魅力をより効果的に伝えることです。

コラボレーションと反響



今回、サカナバッカに出店したのは、添加物に頼らないキムチの素を製造する『福耳キムチ』。このコラボレーションでは、訪れたお客様に「魚介×キムチ」という新しい提案が好評を得ました。実際、福耳キムチの内藤さんは、この試みを通じて普段味わえない新鮮な顧客と出会う機会を得たと話しています。彼は「お客様との対話から新たな気づきを得ることができ、商品への反響も大きかった」と語り、さらなる目標に向けて意欲的に取り組んでいく意向を表明しました。

参加者の意義



当社の山本CEOも、この取り組みの意義を次のように述べています。生産者の情熱や商品の背景にあるストーリーを大切にすることで、サカナバッカの店舗が地域密着の場となり、消費者とのつながりが生まれることを期待しています。また、生産者にとっても、新たな顧客基盤の構築に役立つと同時に、店舗にとっては新しいアイデアの誕生の場ともなることで、双方にとって有意義な瞬間を生み出す機会を提供しています。

福耳キムチの魅力



福耳キムチは、和食の職人が手がける本格的な発酵食品ブランドで、国産の素材を使用した美味しさと健康を両立したキムチが特徴です。商品の製造プロセスには、自然な発酵を活かし、保存料や添加物を使用しないことで、深い味わいと豊かな香りを持つキムチが完成します。また、地域の認知度が低い食材を活用した「全国キムチ化計画」という取り組みも行い、地域活性化やフードロスの削減を目指しています。

未来への展望



サカナバッカは今後も、生産者とのコラボレーションを重ねることで、質の高い食の魅力を広める取り組みを続けていく計画です。これまでの成功をもとに、さらなる新しい商品の開発や、他の業者との連携を図り、地域経済の発展に貢献する姿勢を貫いていくでしょう。生産者と消費者がより深くつながる場を提供することが、新たな食の体験を生み出す鍵であると言えそうです。


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会社情報

会社名
株式会社フーディソン
住所
東京都中央区勝どき3-3-7ケンメディアビル5階
電話番号

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