韓国ブランド「WARMGREY TAIL」ポップアップストアの魅力
8月13日から19日まで、東京・伊勢丹新宿店にて韓国のイラストレーションブランド「WARMGREY TAIL」のポップアップストアが開催されます。本イベントに先立って、ブランドを手がける夫妻、イラストレーターのキム・ハンゴルさんとアートディレクターのイ・ヒョナさんにお話を伺いました。
ブランド名の由来
「WARMGREY TAIL」というブランド名は、彼らが20年間共に暮らした猫たちからインスパイアを受けています。特に2匹の猫のグレーのしっぽが、ブランド名の由来になっているのです。このように、日常の小さな喜びから名づけられたブランドには、温かみが感じられます。
「線のない絵」という哲学
キムさんは「線のない絵」という独自の哲学を持っています。質感に依存せずに、さまざまな素材に展開できるシンプルなデザインを追求しているのです。この思想が、彼らのプロダクトにアートのような価値を与えているのです。
夫婦の役割とシナジー
夫婦での作業は、自然なコミュニケーションの中で進行しています。全てのイラストをキムさんが手がけ、イ・ヒョナさんはブランディングやマーケティングを担当しています。明確な役割分担はないものの、互いの得意分野を活かすことでより良い作品を生み出しています。
日本市場への期待
日本市場に注目を集める理由として、不明点が多い中、突然の注文増加に喜びを表した夫妻。広告を一切行っていないにもかかわらず、日本のファンが増えていることに驚きを隠せないとのことです。彼らのクリエイティブなアプローチが、日本の消費者に受け入れられている証でしょう。
伊勢丹ポップアップの意義
ポップアップを「小さな展示会」と位置づけ、多くの人にアートとしての側面を楽しんでほしいと語る夫妻。彼らのイラストが商品そのものであり、展示として楽しむことができるこのイベントは、伊勢丹に訪れる人々に新しい体験を提供します。
環境への配慮
サステナビリティに対する配慮も重要なテーマの一つです。商品やパッケージには、なるべくリサイクルしやすい素材を選び、環境への影響を最小限に抑える努力をしています。
ブランドの進化と未来
「ハギーベア」というキャラクターの成功や、MoMA Design Storeでの取り扱い決定など、これまでの経験が夫妻の自信につながっています。今後も日本市場に新しい挑戦を続けたいとの思いが溢れています。
最後に
来る伊勢丹新宿店でのポップアップストアは、WARMGREY TAILの魅力を直接感じる貴重な機会です。日々の生活に温かみをもたらし、ユーモアに溢れた商品たちに触れることができるこのイベントは、単なるショッピングを超えた体験を提供します。
この機会にぜひ足を運び、WARMGREY TAILの世界観を体感してください。
【ポップアップストア概要】
会場:伊勢丹新宿店 本館2階 イーストパーク
会期:2025年8月13日(水)~8月19日(火)
数量限定のステッカーやノベルティも用意されています。どうぞお楽しみに!