KAISO BANKが2025年大阪・関西万博に参加
KAISO BANKは、2025年7月22日から27日まで開催される大阪・関西万博の「BLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)」に参加します。特に注目すべきは、7月23日に行われる藻場再生プロジェクトに関するトークセッションです。このセッションでは、漁業者、自治体、民間が連携して進めている具体的な取り組みや、藻場の再生がもたらす未来について深く掘り下げます。
藻場再生に向けたトークセッション
このトークセッションのテーマは「漁業者 × 自治体 × 民間による藻場の再生から地域の未来へ」です。KAISO BANKは全国の5つの漁港で藻場造成の実証実験を行っており、このプロジェクトに関わる漁業者が登壇します。彼らは藻場造成が地域社会や環境にどのような影響を与えるのか、またその可能性について発表します。この取り組みを通して、参加者は藻場がもたらす社会的、環境的イノベーションについての新しい視点を得ることができるでしょう。
トークセッションの詳細
- - 日時: 2025年7月23日(水)13:00~14:00
- - 会場: 大阪・関西万博 BLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)パビリオン Dome C:叡智
- - 登壇者:
- 伊藤 敏朗(KAISO BANK代表)
- 八島 康平(上対馬町漁業協同組合 代表理事)
- 神﨑 公宏(大分県漁業協同組合 保戸島支店長)
- 安藤 亘(KAISO BANK)
参加者は会場での観覧の他、YouTubeの【EXPO2025】公式チャンネルやバーチャル万博アプリを通じてオンラインで視聴することも可能です。 これにより、地元や関係者だけでなく、全国からの視聴者にもこの重要なテーマに触れてもらえる機会を作ります。
KAISO BANKの取り組みとは?
KAISO BANKは、海藻を育成し、広範囲な藻場の造成と復旧を目指すプロジェクトです。このプロジェクトでは、温暖化による影響を受けやすい海洋環境を守るために、漁港を利用して安定的に海藻を育成します。また、海藻移植用カートリッジや基盤ブロックを使用し、周辺海域への効率的な植生を実現します。
さらに、KAISO BANKは全国の種苗供給ネットワークを利用し、気候変動に柔軟に対応したサービスを提供しています。これは、Jブルークレジットの申請といったプロセスまでを含むワンストップサービスを構築し、持続可能な社会を実現するための重要な手段となっています。
KAISO BANKの活動は、NEDOグリーンイノベーション基金事業の一環として実施されており、食料と農林水産業のCO2削減や吸収技術の開発を通じて進められています。
今後の展望
KAISO BANKは、藻場の再生に取り組むことで地域社会の未来を築くだけでなく、環境問題に対する社会的な意識を高めていくことを目指しています。万博を通じて、こうした重要な課題に対する理解を深めてもらえることを願っています。
詳細情報は、KAISO BANKの公式サイト(
https://kaisobank.jp/)やInstagram(
https://www.instagram.com/kaisobank2022/)から確認できます。