耐久性タッチパネル登場
2011-09-20 20:30:01

ぺんてるが新たに開発した耐久性抜群のタッチパネル「フラットプラス+」

ぺんてる株式会社が新しく登場させた静電容量方式のタッチパネル“フラットプラス+”は、10月1日より発売されます。このパネルは、耐久性と操作性を兼ね備え、公共施設や自動販売機、アーケードゲーム機など、さまざまな場所でのヘビーユースに対応しています。

耐傷性と摩耗性に優れた設計


“フラットプラス+”の最大の特徴は、その高い耐傷性です。特殊なハードコートを採用することで、カッターの刃先による荷重試験でも耐えることができます。17kgの荷重で線を引いても機能を損なうことはありません。金属製のアクセサリーが当たった場合やイタズラ行為にも強いため、安心して使用できるでしょう。

さらに、摩耗にも強い設計が施されています。スチールウールを用いた摺動試験では、25,000回の耐摩耗性を実現しており、長時間の使用でもパネル面は美しいまま保たれます。これにより、業務の効率も向上します。

高い衝撃強度と安全性


このタッチパネルは、UL22やUL60950-1などの安全性規格をクリアしており、直径5cm・530gの鋼球を高さ130cmから落下させても割れない強度を持っています。このことは、特に公共の場や娯楽施設での使用において、安全性が求められるシーンでも安心です。

環境への配慮も忘れずに


また、環境への配慮もなされています。このタッチパネルは、さまざまなEMS規制に適合しており、電源ノイズや無線ノイズの影響を受けにくい設計がされています。そのため、設置現場で誤動作を起こさないための性能が求められる環境でも、安心して使用することができます。

汚れにも強い日常使用に便利な機能


さらに、静電容量方式を採用したことで、油や水が付着してもタッチ入力への影響がありません。ごみやほこりがベゼルや装置の隙間に堆積しても、誤動作を起こしにくい特性を持っています。化学薬品に対する耐性も高く、様々な環境での使用に耐えられる設計となっています。

製品概要


“フラットプラス+”のタッチパネルは、15インチから26インチのサイズに対応しており、入力電圧はDC5V±5%、消費電流は100mA以下です。インターフェースはシリアルとUSBに対応し、動作温度は-20℃から70℃、湿度は最大90%まで対応しています。対応OSには、Windows XPからWindows 7、各種Embedded版が含まれています。

“フラットプラス+”は、Made in Japanの製品として、日本国内のニーズに応えて製造されており、高いパフォーマンスを提供します。こうした特性を活かして、幅広い分野での活躍が期待されます。

会社情報

会社名
ぺんてる株式会社
住所
東京都中央区日本橋小網町 7-2
電話番号

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