次世代クリエイターを紹介する文化庁イベント「ENCOUNTERS」開催決定

文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業成果発表イベント「ENCOUNTERS」の開催

2025年2月、東京都中央区で「ENCOUNTERS」と題した成果発表イベントが開催されます。このイベントは、若手クリエイターの育成を目的とした文化庁のメディア芸術クリエイター育成支援事業の一環として行われるもので、今年度採択された40組のクリエイターが、自身の創作や発表に取り組んだ成果を一堂に披露します。

開催概要

- 会期: 2025年2月15日（土）– 2月24日（月・祝）
- 時間: 11:00 – 18:00（最終入場 17:30）

※2月15日、22日、23日のみ11:00 – 19:00（最終入場 18:30）

- 会場: TODA HALL & CONFERENCE TOKYO

（東京都中央区京橋一丁目７番１号TODA BUILDING 4階）

- 入場料: 無料
- 主催: 文化庁

成果プレゼンテーション展

成果発表イベントでは、特に注目すべきは「成果プレゼンテーション展」です。ここでは、採択クリエイターたちが各自のプロジェクトを展示し、制作過程や使用した技法などを実際に体感することができます。新たな視点から彼らの作品を見つめることで、来場者は次世代のクリエイターからたくさんのインスピレーションを受け取ることができるでしょう。

参加クリエイターの中には、阿部和樹氏の『手描きの計算』、安西剛氏の『Giant Micro Plastic』、池添俊氏の『石が見る夢（仮）』など、多彩なジャンルの作品がラインナップされています。特に『プロジェクト「ZOKU」第一弾作品 “stillhualian”』や『野生のオーケストラが聴こえる』は、多くの期待を集めています。

過年度採択クリエイターの招待展示

さらに過去の採択クリエイターによる招待展示も行われ、参加者は幅広い体験からさらに作品の魅力を理解することができます。おなじみの作品として、アーティストたちの特集上映も展開される予定です。

プレイベント

このイベントに先立ち、2月11日（火・祝）にはクリエイター向けに特別なトークイベントも開催されます。テーマは「メディア芸術クリエイターのメタモルフォーゼ」で、様々な分野のクリエイターたちが集まり、次世代のクリエイターに向けた想像力の拡張について語ります。
登壇者には、アーティストの内田聖良氏、メディアアーティストの木原共氏など、今注目のクリエイターが揃います。事前申込が必要ですが、参加費は無料ですので、ぜひお早めにご予約ください。

創造の未来へ

文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業は、若手クリエイターがその才能を発揮し、国際的にも競争力を持つ活躍ができるよう支援するプログラムです。これを通じて、未来の文化を支える新たな才能が育っていくことを期待しています。「ENCOUNTERS」に参加することで、さまざまなアーティストと出会い、刺激を受けながら新たなアイデアの種を見つけましょう。

詳細情報は公式ウェブサイトでも確認できます。興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。イベントは無料で参加できるので、幅広い方々に楽しんでいただける内容となっています。