日鉄興和不動産、全社的なMicrosoft 365 Copilot導入を決定
日鉄興和不動産株式会社が、ディスカバリーズ株式会社の支援のもと、Microsoft 365 Copilotの全社展開を開始することが発表されました。従来の部分展開において高い効果が確認され、96%のアクティブユーザー率や、業務削減時間の増加がその背景にあります。この取り組みは、AIを活用した新しい働き方の変革を目指しています。
取り組みの背景と過程
ディスカバリーズは、日鉄興和不動産が目指す全社展開に向けて伴走型の支援を行い、AIの定着を図るための基盤を作り上げました。第2期トライアルでは178名が参加し、希望者にライセンスを付与する手挙げ制を採用。専用ダッシュボードを使って利用状況を可視化し、月次アンケートでのフィードバックを通じて、施策の改善を進めました。
また、ハイブリッドでのトレーニングや対面ワークショップを開催し、利用者の理解を促進。利用者が実際にCopilotを日常業務に組み込めるようになることを目指しました。加えて、Microsoft Teamsを用いてコミュニティを設立し、「月次コミュニティ共有会」を実施。ここでは、参加者が成功例や課題を共有し、学び合う場が設けられたのです。
第2期トライアルの成果
2025年3月から7月にかけての第2期トライアルでは、Copilotを常時利用する社員が増加し、アクティブユーザー率は96%以上を維持。また、利用回数も月平均11.6日から15.1日に増加し、業務削減時間も2時間以上を達成した社員の割合が98%に達しました。これにより、業務の効率化やアイデア創出がもたらされ、多岐にわたる業務に対してCopilotが貢献していることが実証されています。
全社展開の意義
部分展開で確認された成功が全社展開への決断を促し、社長自らのリーダーシップが果たした役割も重要です。全社員による活用が組織全体の業務改善につながるとの判断のもと、全社展開が進められることとなりました。これは、コミュニティ支援やトレーニングを通じて得られた成果に基づいています。
今後の展望
2025年10月から始まる全社展開に向けて、データ分析や実際の活用事例の共有を通じたトレーニングの強化が計画されており、社員が前向きにCopilotを活用できるよう、情報発信も行われます。これにより、Copilotが単なる業務効率を上げるツール以上の役割を果たし、組織の競争力を高める「AX(AI Transformation)戦略」を実現へと導くことを目指しています。
日鉄興和不動産の展望
同社の総務部 IT企画推進室の水田淳也氏は「Copilot導入は未来の働き方を切り開く挑戦であり、ディスカバリーズの支援がこの挑戦を成功に導く力となった」と述べています。全社展開はまさに、AIを活用した未来型のワークスタイルの確立への重要な一歩です。ディスカバリーズとのさらなる協力により、Copilotを活用した業務の変革を進めていく所存です。