コロコロ測量が科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞！その技術の秘密とは

コロコロ測量が文部科学大臣表彰を受賞

株式会社CSS技術開発は、自社の革新的な測量技術「コロコロ測量」が「平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞」を受賞したことを発表しました。受賞は、同社の創業社長であり現会長の高城雄三氏による発明が評価されたもので、表彰式は4月20日に文部科学省で行われます。

科学技術分野の表彰とは

文部科学大臣表彰は、科学技術の進展を促進することを目的として、優れた成果を上げた個人または団体に対して授与されます。受賞者は「科学技術賞」、「若手科学者賞」、「創意工夫功労者賞」、「創意工夫育成功労学校賞」の各部門から選ばれます。

この度の受賞は、輸送インフラにおいての利用が広がる「コロコロ測量」の功績を認められたもので、特にその測量効率に関する革新性が評価されました。

コロコロ測量の技術革新

「コロコロ測量」は、国道や都道などのインフラ工事において使用されており、これまでに多くの優良工事が国土交通省から表彰されています。この技術が特筆すべき点は、従来の測量方法の約5分の1の時間で測量が完了することで、経済性と作業性に優れている点です。

さらに、今回の受賞の要因となったのは、従来の技術比20倍の精度で断面形状を測定できることです。これにより、設計段階から理想的な道路を実現することが可能となり、運転者にとって心地よく、静かな町づくりに貢献しています。