第83回全国小学生歯みがき大会の概要
ライオン株式会社と公益財団法人ライオン歯科衛生研究所、公益社団法人日本学校歯科医会、一般財団法人東京都学校保健会が協力し、文部科学省の後援を受けて、2026年6月1日から10日までの期間に『第83回全国小学生歯みがき大会』を開催します。この大会の目的は、全国の小学生に向けて歯と口の健康を促進し、口腔機能の重要性を教育することにあります。
過去最多の参加者
過去最多となる5,984校の小学校が参加し、約326,213人の児童がこのイベントに参加する見込みです。この数は、国内の全小学校の約3校に1校が参加するというもので、大会の影響力を示しています。1932年に始まり、今年で83回目を迎えるこの大会は、年々参加規模が拡大しており、健康教育の重要な一環として定着しています。
口腔機能への関心が高まる時代
近年では、むし歯の減少が進んでいる一方で、口腔機能に関する課題が浮上しています。子どもたちの食生活や社会環境の変化に伴い、食べる力や発音に関わる機能が十分に発揮されないケースが見受けられます。このような背景から、口腔機能の発達は小児歯科においての重要なテーマとなりました。およそ60%の校が学校の課題として『かむこと(口腔機能)』を挙げており、関心の高さが伺えます。
新たに追加される口腔機能のコンテンツ
今年の大会では、従来の口腔衛生の学習に加え、新たに「口腔機能」に関連したコンテンツが導入されます。食べるスピードや姿勢をチェックし、自分自身の口腔機能を育てていく意識を高めるプログラムが用意されています。また、家庭でも活用できる副教材として『噛もっと!ガム』が提供され、自分の噛む力を確認することができます。
健康なオーラルケアの習慣を学ぶ
大会では「歯と自分をみがこう」というテーマのもと、健康な歯ぐきの見分け方や自己ケア方法を学ぶことができます。明海大学名誉教授の安井利一氏の監修のもと、継続的なオーラルヘルスケア習慣を身につけることが目指されており、未来宣言カードなどを使って、毎日健康目標を設定できます。
まとめ
この『第83回全国小学生歯みがき大会』は、子どもたちの健康を育み、家族や友人の健康にも配慮する大切さを学ぶ良い機会です。大会を通じて、健康意識の高い社会の実現に貢献する次世代を育てていくことを目指しております。