明色化粧品が発表した新たな研究成果
美と健康の探求に140年以上の歴史を持つ明色化粧品が、スキンケアにおける香りがもたらす心理的な影響について注目すべき研究結果を公開しました。この研究は、桃谷順天館グループが慶應義塾大学 理工学部の満倉靖惠教授と共同で行ったもので、香りがどのように私たちの感情や心の状態に影響を及ぼすかを科学的に検証しました。
研究の背景と目的
明色化粧品は、工夫を凝らした香りと使用感を持つスキンケア製品を開発し続けています。今回の研究では、桃の香りと柑橘の香りがもたらす心理的な変化を数値化することを目指しました。具体的には、被験者がそれぞれの香りのスキンケア製品を使用し、使用前後の脳波を測定しました。この方法によって、香りの違いがどのように感情や心理的な状態に影響を及ぼすかを探りました。
研究の成果
研究の結果、桃の香りを持つスキンケアを使用した被験者では、睡眠の質が向上し、よりポジティブな感情を抱くことが明らかになりました。また、ストレスの軽減にも貢献することが確認されました。特に現代社会ではストレスを感じやすい人々にとって、この桃の香りが心のサポートを提供する可能性があると期待されています。
一方、柑橘の香りのスキンケア製品を使用した結果では、ストレスが緩和され、リラックスした気持ちを得られることが示されました。自己肯定感を高め、明るい気分に促す力があることがわかり、こちらも心の健康を支える役割が期待されます。
満倉教授の見解
慶應義塾大学の満倉靖惠教授は、研究の意義について「香りや使用感が日常的な体験で、気分や認知機能にどのように関わるかを数値で示せたことに意味があります。化粧品は肌の変化にとどまらず、生活の質の向上にも寄与する可能性があることがわかりました」とコメントしています。
今後の展望
桃谷順天館グループは引き続き香りの心理的な価値についての研究を進め、科学的知見と感性を組み合わせた製品開発を行う方針です。明色化粧品は、「肌もこころも美しく」というブランド理念を掲げ、香りによる心地よさを日常的なスキンケアに取り入れ、多様なライフスタイルをサポートする製品を提供し続けていく予定です。
明色化粧品の歴史
明色化粧品は、創業以来「美顔水」をはじめとして、140年以上の間に多様なスキンケア製品を展開してきました。モイストラボ、DETクリア、ケアナボーテなど「一生、使い続けたい」と思わせるブランドを目指しています。世代を超え愛され続けるアイテムを提供し、素材や処方にこだわった商品を通じて、より良い素肌の健康をサポートしていきます。