ボカロ音楽の世界がさらに広がる中、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が運営するボカロ音楽専門レーベル「KARENT」が、9月12日から18日までの期間に新たに10作品の配信を開始しました。
ここでは、その新作に含まれる魅力的な音楽をご紹介します。
リリース情報
9月13日金曜日リリースの作品 から始めましょう。最初にご紹介するのは、sleepyによるアルバム『ボクらのセカイ』です。この曲では、初音ミクと重音テトのデュエットが活躍し、エレクトロポップの形式で音楽の楽しさと交流の素晴らしさを歌っています。軽やかなエレクトロピアノの音色が印象的で、聴く人をワクワクさせます。
次に、Rulmryが手がけた『31th Summer』もお見逃しなく。ここでは重音テトがボーカルを務める、ソウルとファンクを融合させたお洒落なディスコナンバーで、心地よいビターさが楽しめます。疲れた心を解放し、夏の遊びを満喫する気持ちを高めてくれる作品となっています。
さらに、雄之助は『Vanguard』において初音ミクの力強いボーカルを引き出し、クールなエレクトロミュージックでリスナーを魅了します。このEPには、晴いちばんさんとの共同制作による『アンダースタディ』も収められており、聞き逃すことができない内容となっています。
9月18日水曜日リリース作品 も見逃せません。刹那Pが制作した『白昼夢』は、かつての楽曲をリメイクしたもので、KAITOが歌うノスタルジックなラウドロックは、過ぎ去った夏の恋を思い出させる切ないメロディが特徴です。ギターソロの鮮烈な響きが心に残ります。
また、鬱Pによる『cold death』は、圧倒的なヘヴィメタサウンドと共に、宮舞モカの力強いボーカルが際立ちます。この楽曲では、痛烈なニヒリズムが歌われ、その表現力は圧巻です。
続いてRulmry.が手がけた『FRAGILE REPORT』では、初音ミクの声と共に多様な音楽ジャンルが詰め込まれており、リスナーを飽きさせません。初期の作品から最新のトラックまで、何度も聴き返す価値があります。
うどんタイマーPの『オレンジ』は、青春を感じさせるポップナンバーで、夏の甘酸っぱい気持ちを表現しています。明るいメロディとテンポのよい歌詞が印象的で、聴くたびに爽やかな気持ちになれるでしょう。
更に、沫尾の『鬼の首』では、KAITOと重音テトのデュオによる緊迫感ある音楽体験が楽しめます。洗練されたトラックとダンスエレクトロのスタイリッシュさに魅了されること間違いなしです。
最後にかめりあの『クレイジー0時Playクレイジー』は、初音ミクとのコラボレーション作品で、リズミカルな電子サウンドとともに夜の楽しさを表現しています。YouTubeで公開中のMVもぜひチェックしてみてください。
このように「KARENT」は新しい音楽を届け続けており、リスナーにとって見逃せない存在です。新作情報は毎週水曜日に発表されるので、次回の発表も楽しみにしましょう。KARENTの公式サイトやTwitterを通じて最新情報をキャッチし、ボカロ音楽の新たな魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。
【追記】
KARENT(カレント)とは、北海道に本社を持つクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が展開するボカロ音楽専門レーベルです。何かと話題にあがる音楽のストリーミングサービスやSNSを通じて、リスナーに向けて幅広いスタイルの楽曲を提供しています。本業だけでなく、様々なイベントやコラボレーションにも励んでおり、業界をリードする存在となっています。