「大阪・光の饗宴2025」御堂筋イルミネーションで楽しむ光のアート体験

大阪府全域で行われるイルミネーションイベント「大阪・光の饗宴2025」が、令和7年4月9日から始まります。このイベントは、合同会社wakkaが手がける御堂筋イルミネーション2025を通じて、大阪の象徴である御堂筋をやさしく彩ります。「輝く未来へつなぐ光のシンボルストリート」をテーマにしたこの企画は、市民と訪問者が楽しめる内容が盛りだくさんです。

光の箱で街とつながるアート体験

「育てる光」をテーマに、街の歴史、現在、そして未来のイメージを色合いに込めたイルミネーションが御堂筋を囲みます。これに加えて、一般参加型の「光のアートストリート」も開催され、昨年好評だったワークショップが再び行われます。

参加者は、自分の手で光の箱を作り、御堂筋の北から南まで展示される作品として彩りを加えることができます。この光の箱は、点灯期間中にさらにカラフルに成長し、訪問者の手によって魅力を増していく様子が見どころです。

デジタルアートとのコラボレーション

御堂筋では、さまざまなデジタルアートが体験できるプロジェクションマッピングも実施します。参加者が映像に入ることで、光の変化を楽しむことができるインタラクティブな演出が行われるのです。また、AR（拡張現実）を使用した演出もあり、美しい映像とともに、新しい体験を提供します。特に、南御堂ではAR技術を使った光の世界を体感できる特別な体験が用意されています。

伝統的な建物とのコラボレーション

御堂筋沿道にある歴史的な建物も、一層華やかに装飾されます。大阪ガスビルディングやホテル日航大阪など、御堂筋の発展を見守ってきた建物をファサードライトアップし、連携したイルミネーションカラーが大阪の夜を彩ります。このような建物のライトアップは、訪れた人々に大阪の歴史を感じさせる重要な要素となるでしょう。

企業の背景

合同会社wakkaの代表である久保綾佳氏は、大阪市立大学で生活科学を学び、照明デザインの分野で豊富な経験を持っています。住宅設備の提案業務や大型建築プロジェクトに携わった後、2019年に合同会社wakkaを設立。以来、住宅や店舗の照明デザインのみならず、イルミネーションやライトアップにも力を入れ、光のデザインを追求し続けています。

このように「大阪・光の饗宴2025」は、多様な光の演出を通じて、訪れる人々に驚きと感動を与えるイベントとなることが期待されます。春から年末にかけて、ぜひ大阪の美しい光の演出を体験してみてはいかがでしょうか。