民音タンゴ・シリーズ 54公演
一般財団法人 民主音楽協会(民音)は、2025年にファビオ・ハーゲル率いるセステートによるタンゴの公演を全国で行います。この公演は、アルゼンチンからダンサー3組と歌手を招き入れ、全25の会場で行われる予定です。民音タンゴ・シリーズは1970年から続く伝統あるイベントであり、これまで数多くの巨匠が出演し、素晴らしいパフォーマンスを披露してきました。今回の開催はその54回目となります。
ファビオ・ハーゲルは、ブエノスアイレスの名門タンゴハウス「セニョール・タンゴ」の音楽監督を務め、数々の優れた作品を手がけてきた作曲家でもあります。彼は何度も民音の舞台に立ち、本シリーズにも既に4回出演しています。特に、"ドラマティコ"や"インテグラシオン"、"ナイカン"などの曲は、タンゴ界でも広く認知されています。特に"ドラマティコ"は、アマチュアダンサーたちにとっても愛されるスタンダード曲として定着しています。
今公演では、ハーゲルが指揮する六重奏団(セステート)とともに、注目の男性歌手ヘスース・イダルゴも初登場します。ダンス面では、タンゴダンスの世界選手権で初代チャンピオンを獲得したガスパル・ゴドイがリーダーとして登場。彼を含む3組のダンサーたちが魅惑的なステージを繰り広げます。
公演情報
- - 公演名称: 民音タンゴ・シリーズ〈54〉ファビオ・ハーゲル・セステート
- - 主催: MIN-ON
- - 後援: アルゼンチン共和国大使館
- - 制作協力: ラティーナ
- - 料金: 7,000円(税込)
出演者
- - 楽団: ファビオ・ハーゲル・セステート (ファビオ・ハーゲル: バンドネオン、ダニエル・ビアスカバ: ピアノ、ハビエル・ウェイントラウ: 第1バイオリン、ダミアン・ゴンサレス・ガンテス: 第2バイオリン、フリアン・アレジャーノ: チェロ、パブロ・アラウーホ: コントラバス)
- - 歌手: ヘスース・イダルゴ
- - ダンサー: カルラ&ガスパル、マヌエラ&フアン、アジェレン&セバスティアン
公演日程
公演は、2025年の1月26日から始まり、各地で開催されます。例えば、名古屋の「Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール」では1月26日、福岡では2月4日、さらには東京や大阪など、多岐にわたる地域での開催を予定しています。
このイベントは、アルゼンチンの文化を日本で体験できる貴重な機会です。タンゴの情熱とリズムを感じながら、ファビオ・ハーゲルの素晴らしい演奏をお楽しみください。詳細なスケジュールと予約情報は、民音の公式サイトでご確認いただけます。
魅力的なこの公演を通じて、コンテンポラリーなタンゴの魅力を広め、新しいファンを生み出していくことでしょう。それでは、タンゴの音楽があなたを誘う日を楽しみにしていてください。