日本S.ライト級王者李健太がアジア王者に挑む大一番の開催決定！

李健太、アジア王者への挑戦がいよいよスタート！

2025年7月5日、後楽園ホールにて日本スーパーライト級王者・李健太（帝拳）がアジア王者を目指し重要な一戦を迎えます。彼の試合は、U-NEXTにて17時45分から独占配信される予定です。この試合は、日本タイトルマッチやアジアパシフィックタイトルマッチを中心に新たな戦いの舞台である『DYNAMIC GLOVE on U-NEXT』の一環となります。

李健太選手の挑戦の背景

李健太選手は29歳で、これまでのプロキャリアでは10戦9勝（2KO）1分という成績を記録しています。今回の試合では、フィリピン出身のサウスポー、リマール・メツダ（31歳、26戦17勝）との142ポンド契約の10回戦に挑みます。李選手はこの試合を与えられた「前哨戦」と位置付け、アジア2冠王のキム・ジュヨンとの対戦が見込まれる年内のスケジュールを意識しながら、心に引っ掛かるものを取り去りたいと語っています。

サウスポーとの対戦は、プロキャリア初期の3戦目以来、約5年8ヶ月ぶりとなるため、その思い入れも特別です。李選手曰く、「この試合は唯一、納得いかない結果に終わった試合があるからこそ、今回の対戦には強い決意がある。しっかり勝利したい」と力を込めています。

サウスポーとの対戦

リマール・メツダ選手は、その右ボディや左フックの強力な打撃が特徴の選手です。李選手は、メツダ選手の速さや動きを十分に考慮し、彼と技術で対抗しながら攻撃を仕掛けていくつもりです。「最近再開したフィジカル練習に手応えがあり、力がついてきたと感じている。この新しいスタイルでのKO勝利を狙いたい」と、意気込みを見せています。

藤田健児選手のセミファイナルも注目

メインカードを飾るのは、WBO-APフェザー級王者である藤田健児（帝拳）。彼もまた熱い試合を繰り広げるであろう選手です。藤田選手は、韓国のシム・ハノク（同級3位）との対戦が控えており、3度目の防衛戦という位置付けです。過去の試合では、そのパンチ力と高い技術を駆使して勝利を重ねてきた藤田選手ですが、今回の試合に向けてはさらなる進化を求めています。

彼は、「連打をもっと効果的に出すことで、KOにつなげる攻撃力を向上させたい」と語り、今まで以上のパフォーマンスを目指しています。新たな挑戦となる韓国選手との対戦、そして初のサウスポーの相手ということで、藤田選手の試合内容も見逃せません。

DYNAMIC GLOVEの魅力

『ダイナミックグローブ』は1954年に始まり、長い歴史を誇るボクシング番組で、その魅力は何といっても臨場感ある試合中継です。今年からU-NEXT独占でライブ配信することで、ボクシングファンに新しい形のエンターテイメントを提供しています。毎月第1土曜日を基準に行われるこの番組では、過去の試合や新たなタイトルマッチも楽しめるため、多くのファンが注目しています。