富士・桂川ファクトリーの起工式
2021-07-07 13:00:12
最先端の陸上養殖技術を駆使した富士・桂川ファクトリーの起工式
富士・桂川ファクトリーの起工式
2021年7月7日、山梨県西桂町に建設予定の「富士・桂川ファクトリー」の起工式が行われました。この新しい工場は、最新の陸上養殖技術とNECネッツエスアイが持つICT(情報通信技術)やデジタル技術を融合させ、高品質なサーモンを安定して生産することを目指しています。
陸上養殖技術の特徴と魅力
富士・桂川ファクトリーでは、循環式陸上養殖システムを導入します。このシステムは、地下水を用いて魚を育成するもので、異常気象や病気のリスクを大幅に減少させ、年間を通じて安全で美味しいサーモンを供給します。こうした手法は、環境問題の解決にも寄与するサステイナブルな養殖方法として注目を浴びています。
産業振興と地域経済への寄与
本プロジェクトは、山梨県内に新たな雇用をもたらし、地域経済を活性化することも目指しています。起工式には、山梨県副知事や西桂町町長などの関係者が出席し、地域との連携を強調しました。このファクトリーの成功は、地域産業の振興にもつながるでしょう。
特に、NECネッツエスアイの陸上養殖に関する新しいビジネスモデルは、国内外でのフランチャイズ展開を計画しています。成功事例である富士・桂川ファクトリーをモデルに、他の地域でも陸上養殖が広がっていくことが期待されます。
サステイナビリティへの取り組み
NECネッツエスアイは、持続可能な社会の実現に向け、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みにも力を入れています。特に、食料問題や環境保全に関連する取り組みとして、サステイナブルな養殖の実現に貢献することを表明しています。
今後、富士・桂川ファクトリーが完成し、2023年秋には本格的な出荷が開始される予定です。これにより、地域の信頼できるサーモンの供給源となり、日本国内における高品質な水産物の生産・流通のモデルケースとなるでしょう。
具体的な生産計画
富士・桂川ファクトリーの建物は延床面積約4000㎡を誇り、年間500トンのサーモンを生産する能力を持っています。生産準備が整い次第、地域の消費者や市場に向けて供給が開始され、地元経済に更なる波及効果をもたらすと期待されています。
まとめ
富士・桂川ファクトリーの起工は、NECネッツエスアイが挑む新しいビジネスモデルの第一歩です。安全で美味しいサーモンを地域に提供するだけでなく、環境問題や地域経済への貢献も同時に実現しようとしています。今後の進展に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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NECネッツエスアイ株式会社
- 住所
- 東京都港区芝浦三丁目9番14号NECネッツエスアイ本社ビル
- 電話番号
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03-4212-1000