福島市の子育てアプリ『えがお』、妊娠届申請率99.5%超!
福島県福島市では、子育てを支援するためのアプリ『えがお』が大きな成果を上げています。このアプリを通じた妊娠届の申請率が、2024年度にはなんと99.5%、その後の期間には99.9%に達しました。これにより、妊婦さんや自治体職員の業務が大幅に効率化されていることが分かりました。
1. オンライン化の利点
福島市は、2019年8月から、母子手帳アプリ『母子モ』をベースにした『えがお』を導入しました。このデジタル化の取り組みは、子育て世帯の負担を軽減するという目的で進められてきました。特に、2024年7月からは、妊娠届のオンライン提出が可能になり、妊婦は自らのタイミングでスムーズに手続きを行えます。これにより、窓口での長時間の待ち時間が惜しまれています。
アプリを使用することで、妊婦は体調の変化に応じて最適なタイミングで申請ができるため、ストレスを軽減することが可能です。また、窓口での書類記入が不要となり、手続きの効率化が進んでいます。これにより、母子健康手帳の交付準備時間が約90%削減されました。
2. 妊娠届の申請実績
妊娠届の電子申請は、このように進化を遂げており、調査の結果、2024年と2025年の申請データからも高い実績が報告されています。具体的には、2024年度の申請件数は合計1,049件、そのうち1,044件がアプリからの電子申請でした。申請率が99.5%に達するほど多くの妊婦が活用していることがわかります。
さらに、2025年度のデータでは、811件のうち810件がアプリ経由での申請となり、驚異の99.9%に達しています。この結果からも、福島市の進んだデジタル戦略が高く評価されています。
3. 事業の成果
この電子申請の導入により、母子健康手帳の交付準備が迅速に行えるようになり、従来の10分から1分に短縮されました。また、窓口での対応も平均20分短縮され、これまで対応に1時間近くかかっていた業務が大きく改善されています。このように、事前に必要な手続きを済ませることで、面談の質も向上し、スムーズなコミュニケーションが図れています。
さらに、妊婦さんはアプリを通じて、妊娠初期から市の提供する育児支援情報を簡単に入手可能になりました。これにより、子育てに関する不安や疑問に対する準備が整いやすく、安心して妊娠生活を送ることができます。
4. 今後の展望
母子モ株式会社と福島市は、今後も子育て世帯のさらなる利便性向上と、子どもを育てやすい環境づくりを推進していく方針です。デジタル技術を活用したこの取り組みが、多くの妊婦さんにとって、手間を省きながら安心感をもたらすことに貢献していることが、今後も期待されています。
福島市の『えがお』アプリからの妊娠届申請は、今後も注目の取り組みです。子育て世代を支えるこのサービスが、全国各地へ広がることを願うばかりです。